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Magicians Online  作者: 朝陽
20/20

黒竜

目の前には真っ黒のでかい竜。

俺と隣にいるイケメンの顔は真っ青。


「で、何こいつ。

 前作でこんな奴いたっけ?」

「いなかった。

 てかこいつどうやってここは行ったんだ?」

「とりあえずどうする?」

「そりゃ勿論・・」

「「・・・逃げる!!」 


晃が直径1メートル程の水の塊を浮かべ、

俺がそれに電気を流して霧を作った。

これで視界が悪くなったから今のうちに逃げれる・・


「行くぞ!」

「了k・・・」


逃げようとしたそのときバチン!っと電撃が流れてきた。

電撃は湖の水に直撃し水が跳ね上がった。


「これって水に飛び込んだら即死だなあ・・」

「・・・落ち着いて考えれば別に死んでも金が減るだけじゃあ・・」

「あ・・・そういえば・・

 でも俺たちの魔法って竜を倒せるんじゃないの?」

「あれが竜と同等の強さか弱かったらな。」


・・・全長10メートルありそうな真っ黒な竜。

これだけじゃ想像しにくいだろうから、その竜がどんなのかというと、

真っ黒で電撃だから最近のポケ〇ンのゼク〇ムみたいな・・

オット、アウトか否セーフのはず。


「折角だし魔法の強さを試してみるか・・」

「そうだな。」


所持金どうなるのやら・・

考えるとゾッとする。

HPが尽きる前に餓死する。


「行くぞ!」


黒竜の左右に大きな魔方陣が浮かび上がる。

二つの魔法陣は黒竜の前後にまで回って、


「喰らえ」


手前の魔方陣から奥の魔方陣に向かって紫色の雷撃が放たれた。

リヴァイアサン戦で使った魔法だ。

これは効くかな・・


「アレ?効いてない・・?

 リヴァイアサンには効いたんだけどな・・」

「属性的に効きにくいんだろう。

 それに効いていない事は無いと思うな。

 見ろよ。」


――ガアアアアアアアア!!――


目が赤く光った様な気がした。

背筋がゾッとした。

思わず耳を塞いだ。

・・・またブチ切れさせてしまったらしい。

投稿遅くなってすいません。

待っててくれた方も

気まぐれで来た方も

間違って読んだ方も

これからもよろしくお願いします。

<m(_ _)m>

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