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Magicians Online  作者: 朝陽
11/20

宣戦

前回書いた説明のうちの国がない

☛国を建設できない

でもVR版のMagicians(ry は

街を建設からの戦争とかが出来るため

間違いではない!

もう一度言う。

間違いではない!

*大事なことなので2回言いました。

すっと風が吹く。

時間帯はこの世界の時刻で午前10時数分前。

エリアは草原。

普段はモンスターが出てくるはずなのだが今は一匹もいない。

その代わりといってはなんだが向こう側には3000を超える大軍。


・・・・戦争だ・・・・




――――



この出来事の始まりは2日前。

ギルドが建った2日後


「私達が建てたギルドには沢山の人がギルド登録しにきました。

 今では百数人しかいませんが、2日前までは1000人はいたんです。」


このギルド聖騎士の剣(パラディンソード)は、

Magicians Onlineが始まって間も無く建てられたギルドである。

プレイヤー達の始まりの街〝ビクトリア〟に建設された、

ギルドマスター〝ミライ〟を中心としたこのギルドは、

老若男女関係なく、誰もが加入できるギルドであり、

前Magicians Onlineでもトップクラスのギルドとなっていた。


だが、VR版のこの世界では、今まさに大きな問題を抱えていた。


この世界には大きな3つの大陸がある。


そのうちの一つである〝オージン〟には都市と言ってもよいほど大きな街が幾つもあった。

その内の〝ビクトリア〟と〝グラディ〟の街は非常に近い場所にあった。

その距離徒歩で2時間。

要するに約4キロメートル。

このとても近い街に大きなギルドが建設された。

聖騎士の剣(パラディンソード)炎の波(ファイアウェーブ)



「・・・そして向こうのギルドマスターが、私達に

 ギルドを廃止するか傘下になるかの話を持ちかけてきたんです。

 無論私達はギルドを廃止するつもりも向こうの傘下になる気もありません。

 すると向こうはこの近くの街に大きなギルドは2つもいらないと

 戦争を仕掛けてきたんです。」

「何か一方的だな。」

「別に戦争などしなくても良いと思ったのですが。」

「で、結局戦争すんの?」

「はい・・・

 というか強制的に・・」

「今回の戦争のメリットは?」

「私達が勝てば向こうは解散。

 負ければ向こうの傘下になってしまいます。」

「そりゃ面倒だな・・・

 てかこれは明らか向こうがこっちを参加に入れたいだけだろうな・・

 勝機は?」

「正直ありません。

 この話をしてからメンバーは殆ど抜けてしまいましたし、

 向こうは三千程の大軍らしいですし。」

「そりゃまずいな・・」


これはひどいな。

主に俺が会話に参加できなかったこととか。

てか何処がまずいんだ?


「俺等が手を貸せばいいじゃん。」

「それじゃこいつらの戦争じゃないだろ。」

「いいじゃん別に。

 家族助けるくらい。」

「お前・・・

 それって結構爆弾発言・・・

 でもまあ俺も久しぶりに魔法が使えんのか。

 そういえばミライ、お前って光属性の魔法とか使えんじゃないの?」

「ええ、使えるのですがまだ始めたばかりですし・・。

 それに向こうは全員が火属性の魔法を使うので

 序盤では不利なんです。」

「火属性か。

 火なんて俺の魔法で捻じ曲げてやるよ。」


兄さんが笑った。

笑が黒いよ兄さん。


「そういえばお二人のLvっていくらですか?」

「俺は71。」


これは兄さん。

なぜか俺より2高い。


「俺は69だけど・・」

「嘘でしょ?」

「え?本当だけど・・

 あー俺等特訓とかばっかりやってたからそこまでLv高くないんだ・・」

「十分高いじゃないですか!

 ギルドマスターの私だってLv66なのに・・

 トップLvですよお二人とも!」


―――――


こうして今に至る。


戦争開始の合図は鐘の音。


ゴーン・・・ゴーン


鐘がなった。


「かかれ!」


という向こうの合図と共に

敵は一斉に襲いかかってきた。

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