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エピソード5 横浜関内の熟成肉とミネストローネ


関内駅の改札を抜けると、目の前に広がるのは横浜ブルースタジアムの巨大な姿だった。


駅構内には開幕戦のポスターがずらりと並び、街全体がすでにプロ野球のムードに包まれている。ファンらしき人々がユニフォーム姿で歩いているのもちらほら見える。


 「さすが横浜、野球の街って感じがするな」


 波田 (はだひびき) はそんなことを思いながら、仕事モードへと気持ちを切り替えた。


 今日は横浜ブルースタジアムでの試合中継を担当するUBSラジオの営業として、球団を運営する株式会社ディーナとの打ち合わせがある。


毎年恒例の中継業務の確認に加え、今年は新たな特別企画として、球場グルメ特集をラジオ番組内で取り上げる話が進んでいる。波田はその提案をさらに詰めるため、クライアントとの打ち合わせに臨むことになった。


 波田は野球が好きだが、ファンほどの知識はない。それでも今日は事前に横浜の選手や今季のチーム状況について予習してきた。


とはいえ、その知識がどこまで通用するのかはわからない。相手は球団を運営する会社の人間だ。当然、野球への情熱は並大抵のものではないだろう。


 「まあ、俺はラジオ局の営業だしな。野球オタクである必要はない……はず」


 自分にそう言い聞かせながら、駅前の大通りを歩く。すぐ近くにはスタジアムの外壁が見え、開幕戦に向けた準備が進められている様子だった。なんとなくその雰囲気に飲まれそうになりながらも、気を引き締めてオフィスへ向かう。


 数分歩いて、目的のオフィスビルに到着。株式会社ディーナの本社が入っているビルのエントランスは、球団カラーを意識した青と白のデザインが目を引く。受付で名前を告げると、すぐに担当者が迎えに来た。


 「UBSラジオの波田さんですね。どうぞ、こちらへ」


 エレベーターで上階へ向かう。壁には球団の歴史を物語るポスターや、過去の名シーンを収めた写真が飾られている。波田はふと、それらに目を向けながら思った。


 (これ、答えられなかったらヤバいやつか……?)


 まるで試験会場に向かう受験生のような気持ちになる。だが、ここまで来たらやるしかない。営業マンとしてのスキルを発揮し、相手の話を引き出しつつ、上手く仕事をまとめるのが自分の役目だ。


 やがてエレベーターが止まり、会議室へと案内される。


 (さて、どんな相手が待ってるか……)


 波田は軽く背筋を伸ばし、深呼吸をひとつしてから、会議室のドアを開けた。


中には40代後半くらいの男性が一人座っていた。スーツ姿だがネクタイは派手で、なぜか小さなメモ帳をせわしなくめくりながら、何かをぶつぶつ呟いている。


「あ、波田さん、どうもどうも。広報宣伝部の木村です」


木村は挨拶もそこそこに、「えーと、えーと……」とメモ帳を確認し始めた。波田が不思議そうに見つめていると、木村は急にメモ帳を閉じて言った。


「すいませんね。打ち合わせ前に必ず俳句を一句作るのが、私のルーティンでして……さて、では本題に入りましょうか!」


波田は驚きつつも、少し笑いをこらえながら席に着いた。


「ええ、よろしくお願いします。早速ですが、今年は球場グルメ特集をメインに考えておりまして――」


「"球場の、香り漂う、焼きそばよ"……いいですねえ、グルメ特集」


木村は波田の言葉を遮るように即興で俳句を詠んだ。


「あ、はい……その、球場の人気メニューや新メニューをラジオの中継の合間に紹介して、視聴者の方々にスタジアムに足を運んでもらおうという趣旨でして――」


「"美味しさが、ラジオに乗って、届くかな"……これは難しいな」


木村はまたも俳句を詠むと、うんうんと自分で頷きながら考え込んでしまった。波田は微笑みながらも、内心は話を進めるタイミングを失いかけていた。


木村は俳句を詠んだあと、少し考え込んでしまったが、すぐに気を取り直したように波田を見た。


「失礼しました。続けてください」


波田は軽く咳払いをしながら企画案を続けた。


「今回の企画では、スタジアムの定番グルメに加えて、横浜ならではの特色あるメニューを取り上げたいと思っています。地元の飲食店とのコラボレーション企画も検討中です」


木村は興味深そうに頷きながら聞いている。


「いいですね、地域密着というのは素晴らしい。具体的な店舗やメニューはもう考えていますか?」


「いくつか候補はありますが、ぜひ木村さんにもおすすめがあれば伺いたいと思っております」


木村は嬉しそうに顔をほころばせた。


「実はですね、私、食べ歩きが趣味でして……。ぜひ一緒に考えさせてください」


波田は微笑みつつ話をまとめた。


「ありがとうございます。次回までに詳しい企画内容を固めて、改めてお持ちしますので、その際にまたご意見をいただければと思います」


木村も納得したように頷き、また


「……"グルメ道、共に歩めば、勝利かな"」


波田は軽く苦笑しながらも、無事に商談が終わったことに安堵して会議室を後にした。




「いやぁ、変な人もいるもんだな。もしかして毎回あんな感じなのか?」


そんなことを考えていたらまた木村に捕まると厄介だと思い急足でオフィスを出る波田だった。



 ディーナのオフィスビルを出ると、横浜の夕暮れが波田を迎えた。商談が無事に終わった安心感と、木村の俳句のせいで溜まった若干の疲れが入り混じった、なんともいえない気分だった。



 ブルースタジアムのそばを歩きながら、街をぼんやりと眺める。

開幕が近いということもあり、球場周辺の飲食店ではシーズンに向けた準備が進んでいるようだった。


「さて……横浜らしい店に入ろうか。それとも気分を変えて別の雰囲気の店にするか」


関内の駅前まで来ると、居酒屋やバー、昔ながらの洋食屋や中華料理店まで、あらゆるジャンルの飲食店が目に入ってきた。


しかし今日は、波田はなんだか優柔不断になっていた。

店を覗いては通り過ぎ、メニューを見ては首を傾げる。

何軒か通り過ぎた頃、ふと自分に問いかけるように呟いた。


「……俺はいま何を求めてるんだ?」


ぼんやり考えながらも、自然と足は関内の路地裏へと向かっていった。


波田は路地裏を歩きながら、ふと足を止めた。

目の前には赤レンガ造りの古いビル。その1階には、温かみのある間接照明が優しく漏れている。外に設置された黒板の看板には、『自家製熟成肉とワインの店』と白いチョークで書かれていた。


「熟成肉か……」


波田は静かに店の様子をうかがった。ガラス越しに見える店内はほどよく賑わいを見せている。

気取らないが上品な雰囲気。今日の自分の気分に合っている気がした。


「よし、決まりだな」


波田は深呼吸を一つして、店の扉に手をかけた。

ドアを開けると、暖かな空気とともに焼けた肉の香ばしい香りが鼻をくすぐる。


「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」


穏やかな声の女性スタッフが笑顔で迎えてくれた。波田は軽く頷き、「カウンターでお願いします」と答えた。


彼は店内の雰囲気に心地よさを感じながら、奥のカウンター席に腰を下ろした。


波田はカウンターに座ると、改めて店内を見渡した。赤レンガの壁に沿って並べられたアンティーク調のワインボトル。少し古びた木製の棚には、熟成中の肉塊がショーケースのように飾られている。間接照明の柔らかな光が、全体の雰囲気をさらに落ち着いたものにしていた。


スタッフがメニューを持ってきてくれると、波田はじっくりと品定めを始めた。


「今日はやっぱり、熟成肉を楽しみたいですね。おすすめは何かありますか?」


「そうですね、当店は45日間じっくり熟成させた黒毛和牛のサーロインが人気です。旨味と香りが凝縮されていますよ」


「なるほど……じゃあそれをお願いします。あと、それに合う赤ワインを一杯」


「かしこまりました。お肉は少々お時間いただきますので、よろしければ前菜にチーズの盛り合わせはいかがでしょう?」


「じゃあ、是非」


波田はそれに軽く頷いた。


赤ワインと前菜を待つ間、何気なくもう一度メニューに目を落とす。前菜からメインまで幅広く、どれも魅力的で目移りしてしまう。自家製スモークサーモン、季節野菜のバーニャカウダ、マッシュルームのアヒージョ——。その中に『手作り肉団子のミネストローネ』という料理が目を引いた。


「ミネストローネか……肉団子も入ってるのか。ちょうど腹も空いてるし、身体も温まりそうだ。」


スタッフが近くを通ったタイミングで軽く手を上げた。


「すみません、この手作り肉団子のミネストローネも追加で」


スタッフが笑顔で頷き、すぐ厨房へオーダーを通してくれる。


波田は、さっきまで気づかなかった空腹感が急に膨れ上がるのを感じながら、再び店内の穏やかな空気に身を任せた。



 ——2分後、赤ワインとチーズの盛り合わせが運ばれてきた。


「お待たせしました。ワインはイタリア産のミディアムボディで、サーロインともよく合いますよ」


(おー、いいね)


ワインを見るなり波田の心は踊った。


「こちらのチーズはカマンベールとチェダーチーズとブルーチーズでございます。ブルーチーズはお好みでクラッカーに乗せハチミツを少し垂らしてみてください。」


「わかりました、ありがとうございます」


波田はまず、ワイングラスを軽く回し、ゆっくりと口に運ぶと、程よい酸味とタンニンの渋みが口の中に広がった。波田は軽く微笑みながら、贅沢なひと時を楽しんでいた。


次に彩り豊かなチーズの盛り合わせ。シンプルな白い皿には、それぞれの個性を引き立てるようにドライフルーツやナッツも添えられている。


波田はまず、カマンベールにナイフを入れた。少し弾力のある白カビの表面がスッと切れ、中から柔らかくクリーミーなチーズが顔を出す。ひと口サイズにカットし、ゆっくり口へ運ぶ。


「おお……」


控えめな塩気とまろやかな風味が、舌の上で滑らかに溶けていく。波田は満足げに頷き、赤ワインを一口。ワインの酸味がカマンベールのコクを引き立てる。


続いて、クセの強いブルーチーズに挑戦する。少量をクラッカーに乗せ、ハチミツを軽く垂らして口へ運んだ。刺激的な香りと濃厚な旨味が瞬時に広がり、後からハチミツの甘さが優しく追いかける。


「うん、これは癖になる味だな」


他にも、口当たりの滑らかなコク深いチェダーなどを順に味わいながら、それぞれのチーズが持つ微妙な違いを楽しんでいた。


波田はいつの間にか仕事の疲れを忘れ、ワインとチーズの世界にすっかり没頭していた。

その心地よいひとときを楽しんでいるところに、続いてミネストローネが運ばれてきた。


「手作り肉団子のミネストローネです」とスタッフがスープ皿を置いた。


波田はミネストローネを見つめた。トマトの赤が鮮やかなスープには、細かく刻まれた玉ねぎや人参、ズッキーニなど色とりどりの野菜が溶け込み、柔らかく煮込まれている。中でも、存在感を放っているのがゴロっと入った自家製の肉団子だ。


まずはスープをスプーンですくい、口に運ぶ。

トマトのほどよい酸味と、じっくりと野菜を煮込んだことによる自然な甘みが絶妙なバランスを作り出している。


「ああ……これは染みるな」


次に、肉団子をスプーンで崩しながら口へ入れる。


肉団子はしっかりと肉の旨味を感じさせながらも驚くほど柔らかく、口の中でホロリと崩れ、スープと一体になる。かすかにハーブの風味も感じられ、味に奥行きを与えていた。


「肉団子、こんなにスープと合うのか……」


 さらにスープを楽しみながら、今度は人参やズッキーニを口へ運ぶ。野菜それぞれの食感が適度に残り、飽きさせない。身体に優しい温かさがじんわりと広がり、昼間の疲れをゆっくりと溶かしていった。


波田は思わず小さく微笑んだ。

ふと周囲を見回せば、店内の間接照明がより温かく感じられるほどだった。


波田がミネストローネをゆっくりと味わっていると、スタッフが再び近づいてきた。


「お待たせしました。45日間熟成の黒毛和牛サーロインでございます」


 目の前に置かれた皿には、ほどよい焼き色を纏った分厚いステーキが堂々と存在感を放っていた。中は絶妙なロゼ色に仕上がっている。肉の表面からは、肉汁がゆっくりと染み出していた。


ミネストローネの途中だったが、さすがにこの肉の香ばしい香りには抗えない。波田はスプーンを一旦置き、ナイフとフォークを手に取った。


フォークで軽く入れると、スッと入る肉の柔らかさがわかった。口に運ぶと、熟成された濃厚な肉の風味が一気に広がり、舌が歓喜した。


「うわ、これは最高だな……」


肉は驚くほど柔らかく、それでいて肉の噛み応えと旨味はしっかり残っている。噛めば噛むほど、口の中で熟成肉ならではの奥深い旨みが広がっていった。


波田は次に赤ワインをひと口含み、肉の後を追わせる。肉の脂の甘みとワインの酸味が絶妙に溶け合い、口の中で新たな美味しさが生まれた。


「これはちょっと、すごいな……」


自然と、顔がほころんでしまった。今日一日の疲れなど、すっかり忘れてしまいそうだった。


口の中で肉の旨味とワインに浸りながら、ふと波田は皿の底に溜まった肉汁に目を留めた。この旨味を逃す手はない。


「すみません、バケットもいただけますか?」


スタッフがすぐに頷き、波田は再びミネストローネに手を伸ばす。


ミネストローネの優しい甘みと肉の力強い旨味が交互に波田を楽しませた。ここにバケットが加われば、間違いなく今日一日の完璧な締めくくりになるだろう。


ほどなくして、スタッフがバケットを運んできた。薄くスライスされ、軽くトーストされたそれは、表面がパリッとしている。


波田は早速バケットを手に取り、皿の底に溜まった肉汁に浸して口に運んだ。


「おお、これは間違いないな……」


香ばしいバケットに染み込んだ肉汁は、旨味が凝縮されていて絶品だった。一口食べれば、また次の一口が欲しくなってしまう。


ふと、波田はまだ残っているミネストローネに目をやった。


「このスープにバケットを浸せば、オニオングラタン風になるんじゃないか?」


波田は思いつくとすぐにバケットをスープに浸し、しっかりとスープを吸わせて口に運ぶ。トマトベースのスープがバケットに染み込み、また違った味わいを楽しめた。


ただ、ひとつ物足りないものがあった。


(ここに粉チーズがあれば完璧なのに……)


そう思った波田は、スタッフを呼び止めて尋ねた。


「すみません、粉チーズってありますか?」


スタッフは快く笑顔で頷き、すぐに厨房へ向かった。


(よし、これで即席オニオングラタン風だな)


そしてすぐにスタッフが小さな器に入った粉チーズを持ってきた。


「お待たせしました、粉チーズです。」


「ありがとうございます」


 波田は早速、ミネストローネのスープに浸したバケットの上にたっぷりと粉チーズを振りかけた。熱々のスープに粉チーズが溶け、香ばしい香りがさらに増して食欲をそそる。


期待を込めて一口頬張ると、トマトの酸味と野菜の甘み、肉団子の旨味にチーズの濃厚なコクが絡み合い、波田が思った通り、即席のオニオングラタン風の味わいになった。


「うん、これ大正解だな……」


彼は小さく頷きながら、また一口と口に運ぶ。

思いつきで頼んだ粉チーズがここまで絶妙に調和するとは、自分でも少し驚いた。


熟成肉、バケット、ミネストローネにチーズ。

贅沢な組み合わせをじっくりと味わいながら、波田は心からの満足感を覚え、ゆっくりと食事を楽しんだ。


そして波田はすでに最初の赤ワインを飲み干していた。


まだ余韻に浸りたい彼は、スタッフを再び呼んだ。


「もう一杯、別の赤ワインをお願いします。何かおすすめはありますか?」


「そうですね。先ほどのより少し重ためで、熟成肉の余韻を楽しむのにぴったりなフルボディの赤ワインがありますよ」


「じゃあ、それでお願いします」


運ばれてきたワインをグラスに注ぎ、まず肉をひと口。そして、ワインを静かに口に含む。

深みのある果実の風味と樽の香りが肉の旨味を引き立て、まるで夜空にゆっくりと星が瞬くように、穏やかに余韻を残していった。


次に、チーズを口に含み、再びワインを流し込む。濃厚なチーズの余韻と重厚な赤ワインが絡み合い、波田の舌の上で優雅なワルツを踊っているようだった。


ミネストローネの最後の一口を食べ終え、また赤ワインをひと口飲むと、トマトと肉団子の優しい旨味がワインの渋みと調和し、波田を穏やかな幸せで満たしていった。


「今日の締めに、最高の一杯だな」


波田は深いため息をひとつつき、ゆっくりと残りのワインを味わった。


仕事の疲れも、日常の小さな悩みも、この店の穏やかな照明の中に静かに溶けていったようだった。


最後の一滴まで赤ワインを堪能した波田は、小さく息を吐き、満ち足りた表情で静かに皿を置いた。


「ごちそうさまでした。最高でしたよ」


会計を済ませると、スタッフがにこやかな笑顔で小さな紙袋を差し出した。


「実はこれ、うちで焼いたバケットなんです。よろしければお土産にどうぞ」


波田は予期せぬ嬉しいサービスに少し驚き、そして顔が自然とほころんだ。


「あ、ありがとうございます!これは嬉しいな」


スタッフは笑顔で「またお待ちしております」と見送ってくれた。


 店を出ると、横浜の夜風が心地よく頬を撫でた。片手には温もりを感じるバケットが入った紙袋。食事の余韻に浸りながら、波田は穏やかな幸福感に包まれ、ゆっくりと駅へと歩き出した。


波田は歩きながら、ふと振り返って店の看板をもう一度見つめた。柔らかな間接照明に照らされたレンガのビルは、どこか温かみのある雰囲気を漂わせている。


 "ふらりと立ち寄った店で、ちょっとだけ人生が変わることもある。いい店は、いいタイミングで現れるもんだ"


そう呟くと、波田は満足げに微笑んで、夜の街へと歩き出した。

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