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異世界の人間は異世界に嫌われる

ドンドンドドドン

扉を激しく叩く音で目を覚ます。

「おい!おきろ!学校へ行くぞ」

「なんだよ朝から」

ローベルトのおっさんがけだるそうに起き上がる。

「何のんびりしてんだ学校行くぞ学校お前のコーチ採用とケントの編入の手続きだ」

もう?もう決まったの?早くない?

「あーそーいえばそんなのあったな。仕方がない行くか」

おいおいこいつ忘れていたのか?

才能の原石とか言ってたじゃん。

全然当てにならないな。

こいつ不安。


そして学校に着く。

学校・・・校舎がボロい。

木の校舎、昭和の学校みたいだ。

ただ校庭は広い。

無駄に広い。

田舎だからだろうか?

奥の方にサッカーコートがある。

サッカーコートの前に行ってみる。

「おい!勝手に入ってくんな!俺たちはお前を認めてないぞ」

声のする方を見るとハゲた小さな男子が立っている。

「サッカー部に異世界人なんて要らないんだよ」

「はっはははっお前入学早々嫌われてるなぁ」

おっさんの高笑いはなんだか腹が立つな。

「ザグそんなに嫌ってやるなよサッカーのセンスは抜群だぞッと言われてもピンとこないよな!ちょっと勝負してみろよ」

「いいぜ俺がコテンパンにして元の世界に返してやるよ」

コテンパンにやられるだけで帰れるんなら今すぐコテンパンに負けてみるんだがそんなわけない。

「さてどうやってコテンパンにする気だ?勝負の方法は?」

「タイマンだ。俺を抜いてゴールを決めてみろ!」

「よしっじゃ軽く抜いてやるよ」

「何ぬるい事行ってんだよ。全員だ11人全員を抜き去ってゴールを決めろよケント」

おいおいローベルト急に何を言いだした?

1人でいいだろハードル上げても良いことなんか1つもないのに



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