新たなる敵
「お前なかなかやるなぁ」
「当たり前だ俺を誰だと思ってる!」
カフェールとトマティオが睨み合う。
おいおいトマティオの奴僕がチームにいた時より数段レベルが上がってる。
キッカーはトマティオ、直接狙ってくる気か?
トマティオが蹴ったボールは弧を描きゴールから離れていき、そこにサグが飛び込んでくる。
しまった!!
トマティオを警戒しすぎた!
【回転弾丸頭弾】
ザクがスクリューの様に回転しながらダイビングヘッド。
キーパーゴンゾは反応できない。
ゴールが決まる!
そう思った瞬間
ガゴォォォン!!
地面が割れ無数の刃が飛び出してくる。
刃はザグとボールを貫いた。
田まみれになり倒れるザグ。
たもれかのスキルか?
知らないスキルだ。
コートにいる全員が唖然としている。
誰も何もしていない。
じゃあこの刃は一体?
ゴールポストの上に誰かいる。
黒いローブに身を包んだ誰か。
「誰だ!!」
「くっくっくっ私が誰かって・・・?俺はサッカー魔界の四天王が一人ザックバーン」
「ザックバーン・・・?誰?」
この世界にきて日が浅いので急に名乗られても有名なのかどうかもわからない。
「知ってる?」
「知らん」
「知らない」
「知らないよ」
だろうねこの世界の人たち忘れっぽいからね。
数か月合わないだけで忘れちゃうような人たちなんだから急に来た誰かが誰かなんてわかるわけないよね。
「このアホどもがサッカー四天王も知らんとは・・・俺はサッカー界の闇・・・闇社会の人間、今から世界は俺たちサッカー魔界の人間が支配する」
支配と言われてもサッカーで世界がどうにかなるものだろうか?
それに世界を支配するならこんな地方予選にきている場合ではないと思うんだけど・・・。




