野生児
レオマールについていく。
看板が立っている。
サッカー王国へようこそ!
サッカーの町シズネオ
町なのか国なのかどっちなんだろうか?
ちょっと引っかかったけど気にせずに行くことにした。
「ここが俺の通う中学セレモニアジュニアハイスクールだ」
ここが・・・後者にサッカー感が出ている。
あちらこちらにサッカーボールやゴールがモチーフになったデザインがあしらわれている。
ちょっと品がない気がする。
「こっちだこっち」
サッカーグランドへ行く。
入学手続きとかの前にサッカーなんだ・・・さすが異世界。
「なんだ?レオマール!そいつは?」
声のする方を見る。
木の上木の上に人がいる。
金髪のボサボサの長髪、極太の眉毛に服の上からでもわかる筋肉・・・そして木の上・・・野生児、明らかに野生。
ちょっと関わりたくない感じもする。
「こいつはケントだ!結構やるから連れてきた」
「結構やる?どうせたいしたことないだろ?」
えらい上から言われている。
ちょっとムッとする。
「そんなことねえよすごかったんだよ」
「だったら実力を見せてみろ!」
やるのかまた1on1か?
「紅白戦だ!オレがAチームお前ら2人Bチームに入れ!俺はカフェント!世界最高のフォワードだ」
望むところだ。
「問題ないよ」
「待て待てケント!」
急にレオマールが焦りだした。
「お前AチームとBチームの違いわかってないだろ?」
「何が違うの?」
「1軍と3軍だ圧倒的に所属するチームのメンバーの実力、レベルが違う」
レベルが違うとしてなんで間の2軍じゃないんだろうか?
「卑怯だぞ!カフェント!」
「なとでも言え!そいつの実力はちゃんと見てやる!でもな俺は絶対に負けたくもないんだ。たとえ紅白戦でもだ!だからお前らは弱いBチームで戦え!」
なーんかすごく最適な発言を堂々と言ってるけど・・・。
とにかく実力を見せつけて入学しないと・・・。




