なんだかとても亀裂が入っている
そして放課後
「ふがいないお前らを鍛えてやろう!まずは俺のドリブルを止めてみろ」
トマティオが偉そうに指示を出している。
今日来たばかりだと言うのに謙虚さ的なものはないのだろうか?
まあ良いけど。
【炎獄脚就】
トマティオの足が炎に包まれる。
「さあ行くぞ!」
炎をまとった足で部員を次から次へと蹴り倒しながらドリブルで進んでいく。
部員全員蹴り倒されゴールまで決められた。
「どうしたどうした?この程度のドリブルを止められないようでは試合で役に立たたんぞ!」
実力差がえぐい。
「ちょっとそんな言い方ないんじゃないの?みんなだって頑張っているのよ!」
上から発言のトマティオに対してマネージャーのリオーナが怒り出した。
「そもそもサッカーは一人でするものじゃない。チームスポーツよ」
「何を言っている?1人のスーパーエースの為にサッカーはある。あとはスーパーエースの為のその大勢だ。ここは俺のためのチームだ」
傍若無人。
前のチームではうまくやっていけてたんだろうか?
監督の指導を受けたいからって言っていたけど追い出されただけなんじゃなかろうか?
そう勘ぐってしまう。
「俺たちが要らないってのかよ!」
ザグが猛抗議する。
トマティオとリオーナとザグが睨み合う。
バチバチの空気だ。
「だったら見せてみろよお前だけでサッカー出来るところをよ!」
「よかろう!監督!練習試合組んでください。こいつらに見せてやりますよサッカーってものを」
「監督私からもお願いします。こいつがガツンと凹むような強いチームで!」
「あーわかったわかった近い内に手ごろなチームと練習試合を組んでやる。お前らの気が済むようにやってみろ」
ため息混じりに監督が応える。
「よっし決まりだ。おい逃げんなよトマティオ!」
トマティオ強力な仲間だと思ったけど強烈な爆弾になってしまった。
どうしよう優勝への道が遠のいてしまう。




