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惨敗そして処分

ものすごいブーイングの中、試合中にいた屈強な男に担ぎあげられ運ばれる。

連れられた場所は広くそして豪華な装飾が施されていた。

奥のほうに玉座っぽいものが見える。

玉座っぽいというか玉座なんだろう。

周りには大勢の人がいてざわついている。

僕は床に投げつけられ情けなくひれ伏して状態だ。

ざわつきが急に止み緊張感のある空気が流れる。

なんだか付き人を従えて偉そうなやつが入ってきた。

多分あれは国王的ななにかなんだろう。

全員がかしずいている。

「此度の転生召喚について皆の意見を聞きたい」

「恐れながら申し上げます。召喚は失敗にございます」

「最悪やつが召喚されましたね、再度召喚すればもうちっとまともな奴が来るかもしれませんが・・・」

「そもそも召喚の儀式自体反対だったんじゃ」

その場にいる人たちが口々に失敗だと言っては僕を見ている。

これはどうやらこの会議らしきものは僕のことについて議論しているようだというか議論にはなっていない、みんな同意見で失敗だということを言っている。

「ではこの処分をどうする?」

問われた臣下たちが口々に唱える

「流刑」

「国外追放」

「死刑」

おいおい僕が何したっていうんだよ。

急に変なサッカーをさせられてひどい目にあったのにその挙句に死刑?

「皆の意見はよくわかった。此の者を国外追放とし再度召喚の儀式を行い勇者となるエースストライカーを召喚する!以上だ」

何かわからんが国外追放らしい。

そもそもここがどこかわからんので追放される悲壮感的なものはないんだけど誰かこの状況を説明してくれないものだろうか?




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