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すすきのの夜  作者: ハッピー
5/15

コール

「はい、大丈夫ですよ」


お医者さんが言ったので、私は、前を向いた。お医者さんの顔を見たら、顔が先ほどまでと違う。なんか妙な緊張感がプラスされている。


お医者さんはこちらを向いて、「症状からしてA型のインフルエンザですね。一週間法律により外出が禁止されています」と言った。


( ̄□ ̄;)!!。がーん。


私は、ショックを受けた。


お医者さんはこちらを向きながら、「かたぎか?」という目をしていた。


かたぎかどうか疑われても困る。私はもちろんかたぎだ。ただ、仲間がオレオレ詐欺師だったり、良くない商売に手を出していたりするだけだ。


お支払いをして、家に帰るとシャインからメールがきていた。


「極上のベンツに乗せてやろうか?」


「良いねえ」


「まあ、もちろん盗んだやつだけど…」



だろうなと思った。シャインはいつも高級外車に乗っているが、シャインいわく「俺が今まで乗った車に、買ったやつが一つでもあると思ってるのか?」


いつか巡回中のパトカーに捕まりそうな気もするが、シャインは勘がよいのか、いつも見つかる前に乗り捨ててしまう。証拠は残さない。


酔ったシャインいわく「それがプロのやり方だ」かららしい。



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