合宿一日目前半ー新キャラ登場
さてと、ここ最近、色々と話が濃かったので俺なりにまとめてみた。
夏休みが始まり有栖の家で合宿をすることになった。
そこに俺の妹も参加することになる。
ま、ここまではいいな。
俺はそのことを伝えようと妹の部屋に向かった。そこには大音量でエロゲーをしている妹がいた。
いかも内容が兄と妹の近親相姦ものだった。
問い詰めていくと俺と妹は義理であること聞かされる。
俺は慌てて母親に事実確認をしたところ、それは嘘や冗談ではなかった。
妹には伝えており、俺には伝えていなかったという。結果的に俺が悪かったのだが。
そして、なんと妹が俺のことを愛しているのを母親が承諾済みであった。
いや、というか妹の好きが【兄妹として】ではなく【異性として】だったなんて。
あ、これに関しては事実確認していないので本当かどうか分からん。
一線を越えさせないように母親が策を興じた。それが近親相姦もののエロゲーだったということだ。
さらに俺の母親は生粋のエロゲーマーであることが判明した。
と言うのがここ三話くらいの内容だ。
んで、だいぶ話がそれてしまったのだが俺は無事に妹に参加許可を伝えることが出来た。
そして今日。
俺たち二次元愛好部の初合宿が始まる。
「初めまして、優斗くんの妹の優菜です。よろしくお願いします。」
と開幕一番、妹の自己紹介で始まった。
そして、俺たちは有栖に連れられて彼女の家の前にやってきた。
「でかっ!」
俺たちの思ったことを優菜が代表して言ってくれた。
まさに豪邸だった。外は石の塀に囲まれており更に敷地内は木に囲まれていた。いや、正確に言えば森だろうか。庭にはプールが完備されていた。
なんで池じゃないんだとツッコミを入れたいところだが、こいつを敵にまわすわけにはいかない。
下手したら番犬の餌にでもされてしまいそうだ。
屋敷に続く道は綺麗にアスファルトで舗装されていた。
屋敷は一階がガレージで二階がリビングルーム等。三階がベッドルーム等の作りになっていた。
一階には高級車が四台あった。ちなみにこのガレージの凄いところが外へ出るための地下通路が一般車道に繫がっているのだ。ガレージから外へ出ることなく一般車道に出られるというわけだ。
ちなみに市の許可も得ているらしい。山田家おそるべし。
屋敷内の床は大理石でできている。家具とかもたくさんある。多すぎて説明するのが大変なためカット。
とりあえずシックな感じで統一されている。
俺たちは有栖に案内され彼女の部屋へ。
案内されているうちは誰一人と言葉を発しなかった。みんなキョロキョロと田舎から大都会に出てきた者のようだった。
有栖の部屋の扉が開かれる。そこには...
「す、すげえ」
「っぱないっす。姉貴。」
「やばいね。」
「うわ。」
え、いま叶が喋った??あの作者にすら存在を忘れられている、あの叶が!?
「話では聞いていたけど、本当だったんだね。」
「お兄ちゃん、私を打って。」
それぞれが感想を述べている中、バッチーンと俺だけが効果音であった。
赤く腫らした頬を撫でながら涙目で訴えてくるわが妹。
「酷いよ...お兄ちゃん!本当に打つなんて!!」
「お前が頼んだんだろ?俺は、可愛い、可愛い、妹の頼みごとを聞いてあげただけだろ?」
「...そうだけど、加減ってものがあるよっ!」
っち。その上目遣いをやめろ。義理って知ってから何か俺の中で調子がどうも良くない。
妹、妹のちょっとした行動でドキッとしてしまう。
「わ、わりい。」と謝っておく。
すると、俺たち兄妹から少しだけ距離を置いている六人組がこちらをじっと見てくる。
「まじか。」
「完璧にシスコンじゃねえか。」
「おほ、おほ。」
「...照」
「や、やりすぎだよ、楓馬くん。」
「この鬼畜ド変態シスコン野郎。」
俺の言われようが酷いな。やれやれと言った感じで、妹を見ると舌を出して少し嬉しそうだった。
さてさて、話が横道にそれたのだが有栖の部屋の中はアニメのものでいっぱいだった。
壁一面にはポスターが。本棚の中にはライトノベルや漫画、フィギュアケースも軽く三十は越えているくらい置かれていた。一つ一つ梱包されている。
もちろん、カーテンやカーペット、ベッドのシーツですらアニメだ。
四人組が興奮するのも分からなくもない。この俺ですら少しワクワクするのだから。
山吹は目新しいものばかりで、あちこちを見ている。彼女も少しは同じ気持ちなんだろうか。
妹の姿が見当たらない。
一瞬だが、クローゼットが閉まったような気がした。俺は有栖にクローゼットを開けても良いか尋ねる。
「なあ、有栖。クローゼットを開けてもいいか?」
すると血相を変えてクローゼットの前に立つ有栖。
「ここはパンドラの箱。開けたら災いが起きるわ。」
パンドラの箱?災い?
大変物騒なものを入れているんだな。こわいこわい。
すると、ガチャとクローゼットが勝手に開いた。中から目の色を変えた妹の姿があった。
その状況を飲み込めなかった有栖がらしくない悲鳴を上げた。
「な、ななななななななっ!」
その悲鳴と同時に窓ガラスが割れ、全身黒づくめに両手に銃らしきものを所持している人達が五、六人入ってきた。
気が付かないうちに外からはヘリの音がする。
すると、その男の一人が銃を俺たちに向けこう言う。
「お前たちは完全に包囲した。大人しく両膝をつき、両手を頭の後ろで組め。」と。
「え、何かのサプライズ?」
と誰かが言った瞬間、バンと銃声が響いた。
ああ、ガチもんだこれと俺は理解した。一人が有栖に近付き何か話していた。少し話すと、彼らは俺たちに謝罪し帰っていった。
全員、無言だった。すると、笑顔で有栖が言った。
「悪いわね。今みたいに私が叫ぶと特殊部隊が駆けつけてくるのよ。どこでもね。」
笑えねえよ。こちらは殺されるかと思ったんだぞ。寿命が縮まったわ。
それから使用人が駆けつけてきた。
「お、おぢょうちゃま!だ、だいぢょうぶでぢたか?」
あ?何だこの使用人。明らかに小学生だろ。
しかも噛みまくりだしよ。大丈夫かよ。
有栖が笑顔で使用人の頭をなでる。
「大丈夫よ、ベアトリス。ほら、この人たちに挨拶して。」
そう言われるがままに自己紹介を始める使用人。
「え、えーっと...」
「…ご紹介に預かりました…」
なにか有栖が耳元で囁いている。
「...、ごしゅかいにあぢゅかりました...」
「…ベア子です…」
「...べ、べあこでちゅ。」
「…よろしくおねがいしやす…」
「...よ、よろしくおねげえしやす。」
「あらー良くできたわねっ!ちゅ、ちゅ。」
俺たちはなんてものを見せられているんだ。ただの馬鹿娘と馬鹿親にしか見えないぞ。
「めんどくさいな、もうお前から紹介しろよ。」
と俺が言う。すると、首元にひゅっと冷たいものが当たる。
次の瞬間、耳元でこう告げられる。
「動いたら、あんたの首、キレるわよ。」と。
それと同時に途轍もなく柔らかい物が背中に当たる。
「あ、あの、どいてもらってもいいですか?」
有栖がパチンと指を鳴らす。すると同時に俺から離れる。
一気に色々なキャラが登場してわけわからない。
「有栖、頼むから全員の紹介を頼む。」
「いいわ。まず、この子が使用人見習のベアトリス。八歳。身元不明。」
さらっと凄いことを言っているが無視しておこう。ツッコんでもツッコみきれない。
有栖に頭を撫でられているのがベアトリス。
舌足らずであるが、容姿端麗な子供だ。どこかの国とハーフなんだろう。それにしても綺麗なブロンドヘアだ。
「こちらが霧島神楽。私の家の掃除屋よ。」
紹介され深々とお辞儀をするのが霧島。紫のロングヘア。引き締まった体に豊満な胸。誰もが虜になるであろうスタイルだ。
「そして、その奥に立っているのが椿。彼女はここの全ての家事を担当している使用人よ。」
え、どこ?あ、そこねっていう感じくらい影が薄い。そんな影の薄さでやっていけるのかと思うのだが、なんと彼女が全ての家事を担当している。
眼鏡の掛けた。うん。大人しい雰囲気の方だ。
もはや、この話はどういう方向へ向かってしまうんだよ。もう、ここだけの会話を読めば異世界ファンタジーものだよっ!!
「す、すげえや。」
「最高っす!姉貴!!」
「ロリ。巨乳。メガネっ子。最高かよ...」
「おお。」
「みなさん、よろしくお願いします。」
「お兄ちゃん、目が回る!」
「まともに挨拶してるのは山吹だけかよ!とりあえず、よろしくな。」
ベアトリスの存在意義ありますか?
霧島は何を掃除しているんですか?
とかツッコむところが満載だが、これ以上踏み込むと本当に番犬の餌にされてしまう可能性が大いにあるので別の機会にしておく。
あーあ、シリアスな展開が懐かしい。
こんな感じで合宿一日目は終わった。
読んでいただきありがとうございました。
合宿編のみ、おふざけモードで行きます。
合宿編が終わり次第、本編の再開です。




