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魔女の狩人  作者: 秋
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最期

「新一さん」

「名切さん……どうしたんですか?」

円口と少し話して、別れた後だった。

夜の住宅街に、彼女ーー名切美月さんが現れた。

まるで、初めて会ったあの日の夜みたいに……。

「少し心配で」

彼女の言葉に嘘はないだろう。

本当に心配してくれているのだろう。

だが、それが「何を?」と考えると、表情に出てしまう。

「新一さん?」

「いや、さっき円口とも話してたんですけど、今日は楽しかったなあ、と思って」

「ーーそうですね。私もです」

その答えを聞いて、安心した。

だって、

「これが、最初で最期ですから」

「え?」

名切さんの言葉も、彼女自身も置いて、ゆっくりと歩き出した。


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