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迷い、そして歩み
迷っている……。
この震えは、確かにそういうことなのだろう。だが……。
「災厄の魔女」こと「名切美月」は、
狩人である俺に堂々と背を向けて歩いていく。目的は、わかっている。
紅葉新一の監視だろう。そして俺の目的は、奴を殺すこと。
こんな場所でじっとしていることなどではない。
なのに……。
「何故、動けない? 何故……」
生きることに迷っているのならば、死ねばいい。
彼女の頭が木霊する。
「迷うな!」
そして、俺こと城内武は、歩き始める。
魔女の跡を追って……。
迷っている……。
この震えは、確かにそういうことなのだろう。だが……。
「災厄の魔女」こと「名切美月」は、
狩人である俺に堂々と背を向けて歩いていく。目的は、わかっている。
紅葉新一の監視だろう。そして俺の目的は、奴を殺すこと。
こんな場所でじっとしていることなどではない。
なのに……。
「何故、動けない? 何故……」
生きることに迷っているのならば、死ねばいい。
彼女の頭が木霊する。
「迷うな!」
そして、俺こと城内武は、歩き始める。
魔女の跡を追って……。