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四人のはず

幼稚園から帰っていた時の事。

「かーなーちゃん!!」

ゆりちゃんが私の方に走ってきた。

「なに?」

私が訪ねると、ゆりちゃんはにこにこして言った。

「家族ごっこ、しようよ!!」

私はもちろん「いいよ!」と言った。


公園に来ると、ゆりちゃんはもういた。

それに、ももちゃんとすずちゃんもいた。

「四人でやるの?」

私は、まだ来る人がいるか分からなかったから、きいた。

「うん!やろっか!」


「じゃあ、あたしがお姉ちゃん!」

「えー!?あたしぃ!」

「え、わたしもやりたいぃ!!」

みんなが言い合った。

お姉ちゃん役は一番人気なんだよねぇ。

「わ、私もお姉ちゃん!」

「あ、私もぉ!!」

結局言い合った結果、お母さんとお父さんはいないという事になった。


「すずお姉ちゃん、ご飯作って―!!」

「作ってぇ!」

「すずお姉ちゃん作って―!」

「すずお姉ちゃんー!!」

すずちゃんは一番年上のお姉ちゃん。

二番目がももちゃん。

三番目が私。

で、一番下がゆりちゃん。

あれ?私今、一人抜かした?

ま、いっか。

四人・・・のはずだよね?

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