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夏休み  作者: 清作
8/10

●月◎日

先輩と大将と、ニョロを使って実験した。


・・・なんだか壮大なことになってきた。


なんかあったときのために、手順を記しておかなければなるまい。


1 円形の舞台の中心に送りたい物を置く。

2 ニョロを字が書かれた作業台(?)に乗せる。

3 舞台に光が降ってくる。

4 舞台の物が消える。完了。


いやいやいやいや。

怖えーんだけど、これ。


今回は「大将お気に入り先輩抱き枕」で実験してみたんだが。

ものの見事に消えてしまった。

どんな魔法?コレ。


先人はとてつもないモノを作ったなあ・・・。



抱き枕だけがあちらに行ってしまったわけだが、あちらに人がいたらどう思うだろうな・・・。



出発は、夏休みに入った日の深夜。

大将が深夜にしてくれって。


・・・あいつは許嫁から逃げる気でいる。


だからお父さんの寝ている間にこっそり行くことにしたんだな。

あたしも先輩も、出発時間なんか別にいつでもいいけどさ・・・。


あの厳格なお父さんにバレたら事だよね・・・。

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