表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夏休み  作者: 清作
6/10

●月△日

先輩と例の手紙を見た。


なんつーか・・・なんだか遺言つーか助けを求めてるつーか。

とにかく、書いてあることが本当なら、今兄ちゃんは困った状況にあるのは間違いなかろう。


先輩は助けに行かなきゃって、あたしもできればそうしたいけど。

でも兄ちゃんでさえ困るような場所に行って、あたしたちまで困ったことになったらどうしよう?

お父さんもお母さんもただでさえ心配してんのに、輪をかけて心配させてどうすんの?

いちおー手紙の件はお父さんお母さんにも「了解を得ている」らしいけど・・・後で聞いてみよ。



今後のために、手紙の内容をまとめて書いておこ。



・兄ちゃんの研究の結果、この世界の裏側の世界があるらしいことが分った

・教会の裏の遺跡からそこへ行ける

・行くためにはニョロに協力してもらう

・一月半くらいで帰ってこれると予想してるが、それ以上経っても帰らないときは迎えに来てほしい

・迎えに来させることはお父さんお母さんにも了解を得ている

・先輩と大将も一緒に行くほうがいい



なんか意味がわかんないんだけど・・・。

なんだよ裏世界って、童話か?

そんなもんがマジであるとは思わなかったな・・・。


で、ニョロに協力させるって?ヘビに何ができるっていうの?


また鼻で笑ってる・・・。

まあ、これも後で確かめてみよう。



今日はもう寝よ、明日いろいろ確認作業だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ