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夏休み  作者: 清作
5/10

●月□日

奇跡だ。

赤点が1個もなかった。

まあ、ギリギリだったんだけどね。


これで夏休みの補修から開放されると思うと、涙が出ちゃう。

って言ったらお父さんがあきれてた。



夏休みまであと1週間か。


兄ちゃんの例の手紙のこと先輩に相談してみたら「明日持ってきなさい、一緒に見てあげる」だってさ。

気になって仕方が無いって顔してた(^^

ホント、何が書かれてるんだろ。


夏休みねえ・・・。

みんな何して過ごすんだろ?

どっか旅行とか行くんかな?

寮のみんなは実家に帰っちゃうんだもんな。

遠いとこの奴らは会えなくなっちゃう、寂しいな。


先輩はいつも寮に残るんだよね・・・。

家族がいない、親戚もいないってどんなんだろう。

やっぱ寂しいんだろうな。

ちょくちょくウチに入り浸ってるのはそのせいなんかな?



そういや大将も、今年の夏はイイナズケに会いにいくとか言ってたっけ。

許嫁ねえ(こう書くのか)・・・。

小さいときに親同士が決めたとはいえ、大変だね彼も。

つか、決まった人がいるってのに先輩にストーキング行為ってどうなのさ。


決められた人。

好きな人。

どちらとくっつくのが本人にとって幸せなんだろう。

あたしだったら、できれば好きな人とって思うけど、大将は相手が悪すぎるよね(笑)

血筋を絶やすわけにもいかないし、難しい話だね。



人の心配もいいけど自分の心配もしたほうがいいかも。

今年の夏もひとり店の手伝いなんて寂しすぎる(TДT

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