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夏休み  作者: 清作
2/10

○月○日

明日の夜には兄ちゃん出発するってんで、荷物の準備を手伝ったった。

寝袋、テント、食器、缶詰いっぱい、薬品いろいろ、ロープ、サバイバルナイフ・・・。

後者がすいぶん物騒なんですが?


いったいどんな所に行くんだろ。

何度も聞いてみたけど「秘密☆」だってさ。

いつもは教えてくれるのにケチだ。


でも、いつもとは違うみたい。

今までは数人でパーティ組んで行くのに、今回は一人旅なんだって。

で、ニョロを貸してくれって言うんだ。

いくら一人が寂しいからって、ヘビはどうなのさ。


ま、あたしも「ヘビをペットにするのはどうなのさ」ってよく言われる。

いいじゃん別に、毒ないし、かわいいし。


爬虫類をかわいいって思うのは変。

だからアンタはいつまでたってもモテないのよ。

って先輩は言う。

ほっとけ(笑)



先輩が「見送りに行きたい」って言ってたっけ。

3ヶ月も会えないんじゃあ、そういう気分にもなるだろうね。

あたしはもう慣れたけど。


でもニョロに会えなくなるのは、ちょっと寂しい。

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