転章.登場人物まとめ-第1回-
『01.転生!ただの平民男子』〜『06.告白!無欲な転生者』までと、今後に向けた登場人物まとめです。
【ハヤテ】
本作の主人公。
前世では新卒でなんとかITベンチャー企業に営業職として就職し、様々な部署の仕事もこなしている内に3年目を迎えていた。
何故か激務の合間でプレイしていた乙女ゲーム、『RUN UP LOVE』(通称:ララブ)の世界にパプリカ村の平民として転生してしまった。
奨学補助を受け、寮で暮らしながら王立学園に通っている。
帰る先もないこの世界で、記憶を思い出した以上なんとかより良い生き方ができるようにと、唯一持っている社会人スキルを使いながらカイ王子の隣で静かに奮闘している。
「ヘレネの集い」でカイを庇ってうっかり落馬し、怪我をして療養中。自分が転生者であることをカイに告白した。
[容姿]
深い緑色の髪。一般生徒と比べて、特段目立つ容姿ではない。
【カイ】
ヒーリス王国第四王子。
ララブの人気投票でも最下位だったが、王位継承順位も最下位になってしまった。前代未聞の処遇で、側近も全員去ってしまったことで、周囲から遠巻きにされている。
メイド達からも大人しくて何を考えているか分かりにくいと言われていたが、ハヤテと交流する中で少しずつ環境が変化しつつある。
怪我をしたハヤテを屋敷に住まわせ、看病している。
[容姿]
紺色の背中までの髪を緩く括っている。瞳は翠色。標準的な制服姿で、地味。
【シズル】
ヒーリス王国第二王子。
王立学園3年生で、生徒会長も務めている。カイの腹違いの兄王子。
ララブでは一番人気の攻略対象で、クールで厳しいことも言うがデレも見せるらしい。
ハヤテを生徒会役員に誘うなど、何か考えがある様子。
[容姿]
淡い金色の長い髪を下ろしていて、瞳は紫色。ララブの作中では衣装パターンが一番多い。
【セラ】
ヒーリス王国第一王子。
既に王立学園は卒業しており、王子として公務を行なっているため、普段は学園には居ない。
特待生であるサラサを選んで支援しており、ララブの中では手紙のやり取りで交流する攻略対象。
ハヤテやディノが使う奨学補助の制度を推進し、王立学園の平民受け入れを確立した。
[容姿]
紺色の髪を肩のあたりで切り揃えていて、瞳は翠色。ララブではジャケット姿で登場する事が多い。
【ネリィ】
有力貴族であるシシェロゼッタ侯爵家の、唯一の令嬢。
ララブでは、サラサのライバルとして立ちはだかる。
プライドが高く取り巻きも多いが、「ヘレネの集い」では意外と実務にも直接携わるタイプであると判明。
カイとシズルの婚約者候補らしい。
[容姿]
金髪縦ロールの長い髪に、瞳は深い青色。整った美人だが冷たい印象を与える。
【サラサ】
ララブの主人公。
平民だが、唯一の特待生として王立学園に入学した。
本が好きで、明るい性格。
ネリィに招待された「ヘレネの集い」を無断キャンセルしてしまったらしく、ハヤテが今後の展開を案じている。
[容姿]
赤み掛かったセミロングの髪を、左右に結んでいる。大きな瞳は黒色。ララブでは、進行次第で容姿がどんどん整っていく。
【ヴォイド】
王立学園の教師。
貴族出身で女子生徒からも人気があり、ララブでは攻略対象の一人。
クラス内でハヤテへの嫌がらせが発生していた際、相談を受けて静かに収めた。
[容姿]
ウェービーな艶のある黒髪が肩の辺りまであり、瞳は真紅。眼鏡をかけている。
【エリク、マシュウ】
カイの警護を務める二人。
元々はシズル付きだったが、側近が居なくなってしまったカイのためにシズルが手配し、配置換えとなった。
最初は納得していなかったが、ハヤテの指摘で職務に真面目に向き合うように。
【マーベル、ロッテ、マナ、カリナ】
カイの屋敷で働くメイド達。
マーベルはメイド長で三十半ば位のベテラン。
ロッテは噂話好きで、一番若くて心配性なカリナとよく話している。マナはおっとりしたタイプ。
メイド達はみんな、カイに対して砕けた態度でおり、その友人のハヤテにも親しみを感じているよう。
カイを助けたハヤテのことを、マーベルも信頼している。
【ジャン、アイシー】
カイの屋敷で働く庭師達。
ジャンは屋敷の管理人のような立場で、老いてきた分弟子として、まだ少年のアイシーに仕事を仕込んでいる。
カイに、ハヤテという同年代の友人が出来たことを素直に喜んでいる。
【ディノ】
王立学園で、ハヤテとは別のクラスの平民生徒。
同じ故郷ということもあり、サラサのことを初めから好きな攻略対象。
[容姿]
ココア色の髪は短髪で、藍色の瞳。体格ががっしりとしている。
【フィデリオ、キリシュ】
シズルの側近達。
いつもシズルの横に付き従っているが、王立学園の3年生でもある。
シズルの屋敷に住んでいるらしい。
【マノン、ミア】
ネリィの取り巻き令嬢。
平民なのにカイ王子と親しくするハヤテのことを良く思っていない。
しかしネリィに対しても複雑な気持ちを持っているよう。
『07.突然!側近見習い』も、引き続きお楽しみください。




