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デジタル・リボルトメイキング~ChatGPTの活用法を考える~

『福引きで長期田舎生活体験に当選しました。宿泊することになった一軒家で過ごす少女との夏休みを満喫します。』を作るにあたりChatGPTを活用する方法を試行錯誤していました。


 今回はある程度、利用法を自分なりにまとめてこれたと思いましたので、レポートとして報告したいと思います。


   ■企画について


一、『ストルレグス(世界の狭間にある境界線)の勇者と巫女(以下、ストルレグス)』という作品を小説家にな

  ろうにて公開していますが、こちらを基にリバイバルできないかと考えました。


二、ARゲームジャンルの作品が少ない。SAOの劇場版を観ていて魅力は感じていました。

  以前からも何かARを題材でできないかと考えていましたので、採用することにしま

  した。


三、ストルレグスの廃墟に近い東京をイメージ。その延長で東京そのものをダンジョンに

  しようと考えました。東京から大人がいなくなって、子供だけが東京にいるという状

  況を作り出そうと考えました。


四、主人公を美少年、美少女設定をやめる。『此方より幻想へ。彼方より現実へ。~皇系戦記~』の美男美女設定へのカウンターをこめて。


五、思春期の恋愛をテーマに組みこめないか。


 この五点からChatGPTへ以下のやりとりを行いました。




この内容で小説のプロットを組んでほしい。

タイトル:世紀末みたいな東京で私成りあがります。

AIが発達しすぎてあらゆる仕事をやりはじめて、大人たちは仕事をせず毎日を遊んで暮らすようになった。一方で子供たちは中学生になると学校へ行かず東京をダンジョンにしてしまうARゲームにはまっていた。


ChatGPT

プロットの提案です。


主人公は、世紀末みたいな東京で生活している普通の中学生です。AIの発達により、大人たちは仕事を放棄し、遊び呆けるようになっています。しかし、主人公は自身の未来に危機感を抱き、自ら成り上がることを決意します。


彼は東京のダンジョンと化したARゲームにハマっている子供たちの中でも特別な存在で、強力なスキルや知識を持っていることがわかります。主人公は、このARゲームを活用して東京の秘密を解き明かし、自分の力で社会の仕組みを変えることを目指します。


彼は新たな仲間と出会い、協力しながらゲームのレベルを上げていきます。彼らはAIが支配する社会の闇に挑みながら、自分たちの存在意義を見つけていくのです。主人公は、大人たちが見過ごしている問題に気付き、それを解決するために奮闘します。


物語は、主人公がダンジョンの最深部に辿り着くところでクライマックスに向かいます。最後には、主人公が東京の秘密を暴き、社会に変革をもたらすことに成功します。彼の行動によって、大人たちは再び働く意欲を取り戻し、子供たちも学校に戻ることができるようになります。


タイトル:『デジタル・リボルト - 世紀末みたいな東京で私成りあがります』


この小説では、主人公がAIの進化がもたらした社会の問題に立ち向かい、自らの力で未来を切り開いていく姿を描きます。人間の可能性と成長をテーマにしつつ、サスペンスと冒険要素も盛り込んだエキサイティングな物語となるでしょう。




 という回答を得ています。このやりとりでタイトルはChatGPTが提案したものをほぼ採用することにしました。


 あとは作中のゲーム名について提案してもらいました。




名称を考えていきたい。東京ダンジョンの名称について他に提案があるか?


ChatGPT

もちろんです。以下にいくつかのダンジョンの名称の提案を示します。これらは「デジタル・リボルト - 世紀末みたいな東京で私成りあがります」の設定とテーマに合わせたものです。


サイバーメトロポリス

ネオンナイトメア

無限都市ゼロ

エレクトロダンジョン

フューチャーラビリンス

サイバーパルス

ダークメタロポリス

ギガシティ

ヴァーチャルフォートレス

エンドレスネットワーク

これらの提案を参考にして、東京ダンジョンにふさわしい響きや世界観を表現する名称を選んでいただければと思います。




 それからいくつかやりとりした結果、素直に『東京迷宮』を採用しました。


 さてChatGPTの最大の利点は何かというと、人権に配慮がする必要がないということです。つまり提案してくることをいくらでも否定できるということです。


 これは違うなと否定をすることで作品のディティールの成形ができ、設定などがより具体的にできました。


 他にも様々な設定を投げかけて、いまに至ります。相談相手がいるというのはこんな感じなんでしょうね。


 今後も私にとって創作の必須アイテムであることに違いないでしょう。


   おまけ:プロットについて


 プロットは作成しない代わりに時系列ごとに600字前後のパートに分けながら作るという方法を採用しています。パートごとのタイトルも一読すればどんな内容かわかるように工夫することを心がけようと思います。


『福引きで長期田舎生活体験に当選しました。宿泊することになった一軒家で過ごす少女との夏休みを満喫します。』で培ったノウハウをより昇華したいと考えています。

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