表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『ルーティン』

作者: 加藤凛羽


寝て

起きて

飯食って

パソコン開いて

文字打って

昼飯忘れて

気がついたら四時過ぎてて

遅めの昼食摂って

ゲームして

運動して

また文字打って

気がついたら十時くらいで

遅めの晩御飯を済ませて

風呂に入って

ダラダラして

寝る


これが幸せのルーティン

楽しいことして

嫌なことからは全部逃げて

見ないふりして

でもふと鏡を見ると

あの恐怖が鏡越しにこちらを覗いている

気を抜けば思い出しそうで

思い出さないために空想に耽って

書いて

描いて

掻いて

寝る


幸せの裏には

常に恐怖の魔王が潜んでる

隙を窺って

寝首を掻こうと狙っている


そして私は気づく

お天道様が見ている

その言葉の意味を

お天道様は見ている

その目玉の位置を

心の中で

はっきりと

凝視する

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ