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lived in sins pain odd nest

作者: こーへ〜

プリゾン…女

ノプシル…男

ロップス…男

シン…男

ペイン…女

プリゾンN「この終わる世界に私は何を思うのだろう」


ノプシルN「楽しいかった時代なんて大分昔の事だ…今じゃ惰性で生きてるだけだ」


ロップスN「僕は新参者だから、よくわからない、楽しいし面白いと思う、だから僕は最期までここに居る」


シンN「もうじき終わる…さよならだ」


ペインN「痛みを抱えていくと…ここがなくなっても残ってしまう」


ノプシル「プリゾン!おつ〜」

プリゾン「おつ〜って、もうすぐだってのに呑気ね、ノプシル」

ノプシル「だって仕方ねーだろ、実感わかねーしよ」

プリゾン「確かに、そうねー世界が終わるなんて突然言われてもね」

ノプシル「だろ?12月21日に隕石が落ちてきて世界が終わるなんて」

プリゾン「ニュースで嫌なくらいやってる…でも」

ロップス「でも、みんな信じてないのか変わらない日常を生きている」

プリゾン「ロップス…みんな馬鹿よね、本当にこのまま終わったらどうするのって感じ?」

ロップス「それはそれでいいんじゃないかな?」

ノプシル「は?なんでだよ?」

ロップス「だってここが好きだから…みんな馬鹿みたいな事するし、変な事するけど、あったかいとこあってさ…前に居た所は身動き取れないような蜘蛛の巣のようだった」

ノプシル「そういえばお前は惑星間移動で来たんだったな」

ロップス「うん、嫌なところだったよ、それに比べたらここは良い巣だよ、奇妙ではあるけどね」

プリゾン「奇妙ね…ぷっ…確かに」

ノプシル「良い巣か…新しく来たからそう言えるんだ」

ロップス「え?ちょっと!どこ行くのさ?ノプシル!?」

プリゾン「あーあ」

ロップス「怒らせちゃった?」

プリゾン「放っときなさい、いつもの事よ」

ロップス「いつもの事って?」

プリゾン「過去に縋ってんのよ、アイツ…とっととこんなとこ離れれば良いのに過去のせいで離れられないのよ…そう言う私も…なのかな?」

ロップス「そうなんですね」

プリゾン「昔は…楽しかったしね」

ロップス「どんなだったんですか?昔って」

プリゾン「もっと笑ってた、皆んな…勿論、嫌な事もあったけど今より全然…ここで産まれた人間が多かったからかな?惑星間移動で来た人達が、この星のルールを気にしなかったりで、どんどん嫌な場所が増えちゃった、それで友達はこの星捨てて火星や月に行っちゃったしね」

ロップス「そうだったんですね、ごめんなさい」

プリゾン「何でアンタが謝んのよ、他の星から来た奴全部が全部悪くないよ、アンタはいい奴、いい友達、安心して…」

ロップス「…ありがとうございます」

プリゾン「素直か」

ロップス「いて」

プリゾン「はーあ…この星も滅んじゃうしなぁ…今時は惑星間移動でなんとかなるし、月にでも行こうかな」

ロップス「月に?」

プリゾン「うん」

ロップス「どうして月に行こうって?」

プリゾン「キッカケとしてはこの世界の終わりを信じてる人も居るって事、私も、私の家族もその内に入ってる、友達も何人かそういうのがいる…信じない馬鹿ばっかだけど…ノストラダムスの時とは違うことくらい気づけ馬鹿って感じ!んで移動するならって考えて…火星はアンタの話聞いてるとキツそうじゃん?んで木星は友達誰も行かないからナーシ、月行く子もそれなりに居たし月が無難かなって」

ロップス「そうなんですね…いつ行くんですか?」

プリゾン「滅びる前日、12月20日、最後の惑星間移動で月に行く…ギリギリまでは居たいしさ、なんだかんだ好きだしさ…あのさ、ロップスも一緒に月に行かない?」

ロップス「えっ?」

プリゾン「友達は多い方がいいしさ」

ロップス「あ、えと…誘ってくれて嬉しいですけど…僕は…ここが好きだから…」

プリゾン「死んじゃうんだよ?」

ロップス「…そうですけど、やっぱり見捨てて他の星に行きたくなくて…また逃げるなんて嫌なんです」

プリゾン「…そっか、はぁーあ…やっぱりロップスだなぁ…そう言うか…残念…寂しくなるね…」


ロップスN「この時、僕はなんて答えたらよかったんだろう…僕は…」


ノプシル「くっそ!どいつもこいつも!なんなんだ!ここが楽しいだとか!面白いとか!そんなもんとっくの昔に腐って消えちまってんだ!こんな所さっさと捨てて離れればいいだろうが!!…離れれば…離れられれば…いいのによ」

ペイン「お兄さん悲しいの?」

ノプシル「っ!?」

ペイン「心が痛がってる」

ノプシル「誰だ!?」

シン「その子はペイン…僕はシン…怖がらないで」

ノプシル「あん?」

シン「僕は君の罪が分かる」

ペイン「私は貴方の痛みが」

ノプシル「俺の罪?痛み?はっ!何言ってるんだガキども!そんなんねーよ」

シン「昔と違うと今を軽蔑し他人を傷つけた罪」

ペイン「それによって自分も傷つけた…」

ノプシル「なっ!?」

シン「ロップス君、良い子じゃないか…彼はこの世界を好いてくれる」

ペイン「でも怒ってしまった、まだ堪えた方」

シン「彼は友達だ、だけど…君の中にある過去の思い出の共有はできない、いつか気づけてしまうのではないかと思ってる」

ペイン「それが貴方の痛み」

シン「そして罪」

ノプシル「痛み…罪…けど今更どうしろってんだ」

シン「受け入れればいい、彼は友達なんだろ?僕が罪を許すよ」

ペイン「痛みを預けてしまえばいい、私が預かるよ」

ノプシル「お、俺は…羨ましかったんだ!楽しそうに笑ってる奴等が…今が一番みたいに笑ってる連中が!羨ましかったんだ…そんな奴等に毒吐いて傷つけた…俺と同じような奴はいっぱい居た…それでこの世界から逃げた新しい奴も居た…それでいいと思ってた、思いたかった…でもよ、なんか引っかかるんだ…虚しいだけだって…そっからは惰性だ…」

ペイン「そっか…辛かったね、その痛み、私が預かるよ」

ノプシル「??なんだ??急になんかスッキリした?気が楽だ…」

シン「痛みはもうない、罪も僕が許そう…」

ノプシル「なんなんだ?お前ら」

シン「僕等はこの罪と痛みがある世界…君の友達風に言うと、罪の傷みの奇妙な巣、それに住んでる者かな?」

ペイン「見届け人?みたいな」

ノプシル「あん?よくわかんねーな…だけどスッキリしたよ、くだらねー惰性はもうやめる、ありがとよ」

シン「うん、こちらこそ…じゃあ最後に一言、伝えない事…それが一生の罪になり相手も君も傷つける」

ノプシル「……わかった」

シン「じゃあ僕等は行くよ、さよなら」

ペイン「じゃあね」

ノプシル「あ、おい!あ…消えちまった…伝えない事…か」


ノプシルN「世界の終わり…誰と居たい?そんな現実味のない質問を思い出してた…その質問の答えなんて一生使うことはないと思ってた、ったく面倒だな、俺って奴はよ」


プリゾン「はぁ…ったく、いつまで過去に縋ってんのよアイツ…馬鹿みたい…はぁ…なに気にしてんだ馬鹿か私…あんな奴気にしないで、さっさと月に行こー」

シン「ホントにそれでいいの?」

ペイン「貴方は傷付いてる、それを無視してる」

プリゾン「だ、誰?」

シン「君は宇宙人は信じる?」

プリゾン「ま、まぁね…実際に似たような惑星があって、そこを移動できる世の中になっちゃったらね」

シン「そう、なら僕等が概念だって言ったら信じる?」

プリゾン「概念?」

シン「星の妖精みたいなもんさ、僕は罪のシン」

ペイン「私は傷みのペイン」

プリゾン「星の妖精ね、まぁ、なんでもいいわ、私に何の用?」

ペイン「貴方はなんともないなんでもないと自分に言って傷ついている」

シン「自分の気持ちを偽っている、このままでいいと…もうすぐ世界は終わりを迎える…そうしたら君に重く罪はのしかかる、受け入れて進め、そうすれば罪は許され」

ペイン「痛みは消える、私達が預かるよ」

プリゾン「受け入れる…気持ちを偽ってる…ね」

ペイン「あの人の事好き?」

プリゾン「あの人って誰よ?」

シン「ノプシルの事さ、君は月に行く、彼はどうするかわからない…このまま別れでもいいのか、よく考えて…この世界は終わってしまうのだから」

プリゾン「世界が終わる…ノプシル…私はいつもアイツと一緒に居て、笑って、泣いて、怒って……このままお別れ?……嫌だ…あれ?なんで嫌なんだろ……あ…そうか、はは…そうだったんだ…私…好きなんだ…アイツの事…バッカみたい…行かなきゃ」

ペイン「痛みはもうないよ、いってらっしゃい」

プリゾン「うん!」

シン「さて、あとは彼か…」


プリゾンN

「世界の終わり誰と過ごす?そんな質問に家族だの、居ないくせに彼氏とかほざいてた、冗談でもアンタって言ってたら今頃変わってたのかな?いんや変わらないね、アンタ鈍感だもん、だから私から、待ってろ馬鹿」


ロップス「はぁ…寂しくなるな…プリゾンさん居なくなっちゃうのか、惑星間移動でたまに会いに…あ、この世界が終わっちゃうんだ…僕は死んじゃうのか…二度と会えない…のか」

ノプシル「ロップス!はぁはぁ…」

ロップス「ノプシル君!?どうしたの?そんなに慌てて」

ノプシル「悪かった…お前に強く当たりすぎた!意地張ってたんだ!昔に縋ってよ、馬鹿だよな!ごめん!!」

ロップス「え?なんのこと?いいって!気にしてないよ!頭上げてよ!」

ノプシル「いいやダメだ、俺の気がすまねえ、殴るなり蹴るなり」

ロップス「いい!いいから!やめてよ!友達でしょ?」

プリゾン「えいっ!」

ノプシル「いっでぇええ!!」

ロップス「ノプシル君!?プリゾンさん何して!」

プリゾン「ごめんね、ロップス、ちょいコイツ借りるわ」

ロップス「あ、え?う、うん…あはは…行っちゃった…」

シン「やぁ」

ロップス「わぁ!?」

ペイン「ぎゅっ」

ロップス「いったぁ!」

ペイン「その痛み貰うね」

ロップス「あれ?痛くない…?」

シン「つねってごめんね、悪戯っ子で…僕はシン、彼女はペイン…君はこの星、この世界が好き?」

ロップス「え?何、急に」

ペイン「この世界好き?」

ロップス「…うん、好きだよ」

シン「もうすぐ星が滅ぶよ?逃げないの?」

ロップス「……」

ペイン「怖い?」

ロップス「…怖いよ、でも好きな世界だから…逃げたくない、死ぬならここがいい」

シン「そっか…ありがとう…でも君は」

ペイン「傷つくし傷つける」

シン「それはどうしようもない罪になる…よく考えるといいよ…じゃあね」

ペイン「バイバイ」


ロップスN「この世界が好き、捨てるわけにはいかないよ…でも友達とお別れ…僕は前の世界から逃げた…色んなもの捨てた…だから今回は逃げたくない、この世界と共に終わろうと思う…そう思ってる…だけど胸が痛い…僕はどうしたらいいのだろう…」


ノプシル「いって!いででで!離せって!プリゾン!」

プリゾン「はいはい」

ノプシル「あー痛かったー」

プリゾン「はいはい」

ノプシル「はいはいじゃねー、なんなんだよ一体」

プリゾン「あ、えっとー」

ノプシル「なんだよ」

プリゾン「私、月に行きます!」

ノプシル「……そっか」

プリゾン「そっか…ってそれだけ?」

ノプシル「それだけってなんだよ…」

プリゾン「なんか言う事ないの?」

ノプシル「なんかってなんだよ」

プリゾン「…そう、なら言ってやるわよ…ノプシル、私はアンタが好き!」

ノプシル「は?えっ?は?」

プリゾン「だから私はアンタが好き!何度も言わせんな馬鹿!」

ノプシル「お、おう」

プリゾン「この星が終わんのに伝えないでバイバイとか…嫌だから」

ノプシル「伝えない…か…」

プリゾン「アンタが好き、だから私と」

ノプシル「待った」

プリゾン「え?」

ノプシル「全く、あのガキ共に感謝しねーとな」

プリゾン「ガキ共?」

ノプシル「こっちの話、ここからは俺の番な、はぁーあ…ったく馬鹿だよなぁ…お互い、世界が終わるまで自分の気持ちに素直になれねーなんてな…プリゾン、俺、お前の事、好きだよ…だから俺はお前と次の星で生きていく、それでもいいか?」

プリゾン「うん!」


プリゾンN

「12月20日…明日世界が終わる…私達はこの世界を捨てて旅立つ…どんな世界でも私には大事な人が居る…それを失わないように生きてこう」


ノプシルN「死んだら仕方ねぇ、このまま終わってもいい、新しい世界もクソならどうしようもねぇ、くだらないこと考えてた、だけど今は隣に居るコイツとの未来を考えようと思う…でもその前に一つだけモヤモヤしてることがある」


ロップスN

「僕はこの世界が好きだ、嫌な世界から逃げて辿り着いた此処が好きだ…この世界が終わるなら僕も終わる…例えそれが大好きな友達との永遠の別れでも…ごめん、見送りにはいけないや」


プリゾン「そろそろ出発だね」

ノプシル「だな」

プリゾン「どうしたの?」

ノプシル「気に食わねぇ」

プリゾン「何が?」

ノプシル「アイツさよならも何も言わねーで別れる気だ」

プリゾン「馬鹿、そりゃそうでしょ、滅んでく星に残って死ぬ気なのよ?私達に会うのなんて辛いでしょ」

ノプシル「それが気に食わねーってんだ」

プリゾン「どうしようもないじゃない」

ノプシル「ちょっと迎え行ってくる」

プリゾン「え?ちょっと!もう1時間もしたら出発なんだよ!ねぇ!」

ノプシル「このままサヨナラなんて嫌なんだよ」

プリゾン「でも」

ノプシル「アイツはダチだろ!なぁ!」

プリゾン「…うん」


シン「あーあ、行っちゃったね、でもそれが正しい…」

ペイン「傷つかないで済むといいね」

シン「大丈夫さ、きっと」


ロップス「家に居るのもなんだと思って、ふと来ちゃったな…この橋から惑星間の移動船が見れるんだよなぁ…結構好きで見に来てたな…僕は明日…この星と死ぬ…プリゾン、ノプシル…さよなら…僕は最高の友達を作れたと思う…君達の旅立つ所を見送れなくてごめん…遠くから見守ってるから…だって、こんな顔じゃ…ぅう…こんなんじゃ笑顔でさよならなんて…ひっく…言えるわけ…うぅ」

シン「君は本当にそれでいいのかい?」

ロップス「え?君達は…」

シン「君のその行動は後で悔いはしないかい?」

ペイン「貴方のその行動は傷つくし傷つける」

シン「そして自分への罪になる、死んでもね…それは付き纏う、自分で背負ってしまう…大丈夫、まだ間に合う」

ロップス「…まだ」

ペイン「間に合う」

シン「自分の気持ちを隠すのは罪だ、隠しきれず溢れてる、その涙はなんだい?彼等はあと1時間もしない内にこの星を出る、どうするロップス君?」

ロップス「……うん、ありがとう…行ってくる!」

シン「行ってらっしゃい」

ロップス「…あ、えっと…」

シン「なんだい?」

ロップス「さよなら、大好きだったよ」

シン「はは、こちらこそ」

ペイン「バイバイ」


ロップスN「僕はこの星に逃げた…だから今度は逃げないって…見捨てないって…馬鹿か僕は!見捨てちゃいけないのは小さくても自分の世界を作ってくれた人達じゃないか!ノプシル君、プリゾンさん、このままサヨナラなんて嫌だ、会いたい、僕も君達と一緒に!間に合う、急げ!」


プリゾン「やばいよ、あと10分で出発しちゃう!戻らないと!家に居ないとかどーなってんのよ!ロップスのあほー!」

ノプシル「はぁっはぁ!アイツ!ローップス!!!どこだー!!俺達行っちまうぞ!!さよならくらい言いに来い!!バカヤロォーーー!!!」

プリゾン「そうだー!早く来なー!バカヤロォー!!!私達待ってるからー!!」

ノプシル「ふぅ…」

プリゾン「届いたかな?」

ノプシル「きっとな、戻る…か…」

ロップス「はぁ…はぁ…届いてるよ」

ノプシル「ロップス!」

ロップス「…プリゾン…ノプシル…あの…僕も」

プリゾン「へへ」

ノプシル「ふへへ…そらっ」

ロップス「うわっ!」

ノプシル「おら走れ!」

ロップス「…一緒に行っていいの?」

ノプシル「たりめーだ!ダチだろ!」

ロップス「う、うん!」

ノプシル「バカ!泣くなって!」

ロップス「ごめーん!」

プリゾン「ぷっ!アンタららしい!ほらダッシュダッシュ!間に合わなかったら承知しないんだから」

ノプシル「間に合わなかったら一緒に滅んでやんよ」

プリゾン「縁起でもないこと言わない!」

ノプシル「冗談だよ、月行って三人で遊ぼうぜ」

プリゾン「おー!ロップス返事!」

ロップス「おー!」

ノプシル「ぷっ!」

ロップス「あはは!」

プリゾン「あっはは!サイコー!」

ノプシル「おっ!見えた!移動船!あと何分だ?」

プリゾン「3分!やばっ!出発のアナウンスしてる!」

ノプシル「うぉおお!全力で走れぇ!!」

プリゾン「うぉりゃあああ!!」

ロップス「ぉおおお!!あっ!」

ノプシル「ロップス!」

プリゾン「バカ!転けんな!耐えろ!」

シン「よっと…」

ペイン「大丈夫、走れ走れ」

ノプシル「ナイス!ガキども!」

プリゾン「サンキュ!」

ロップス「ありがと!」

ノプシル「ハッチが閉まり始めた、お前ら飛ぶぞ!」

プリゾン「うん!」

ロップス「うん!」

ノプシル「行くぞ!捕まれ!おおお!間に合ええええ!!」

プリゾン「ふぎゃっ!」

ロップス「うぎっ!」

ノプシル「ぐぎゃあ!!」

プリゾン「間に合った?」

ロップス「みたいですね」

ノプシル「…ははは…最高だ!お前ら最高のダチだ!」

ロップス「はい!」

プリゾン「むー、彼女でしょ!」

ロップス「えっ!?どういうことですか!??」

ノプシル「とりあえずお前ら俺から降りろー!!」

プリゾン「わー!」

ロップス「わー!」

プリゾン「あっはは」

ロップス「ははは!」

ノプシル「へへへ!」


シン「行っといで、この世界を愛してくれた者達、君達なら新しいところでも笑ってやっていけるさ」

ペイン「傷つけても傷つけられてもなんとかなる、誰かと一緒なら」

シン「さよなら、僕も君もこの罪の傷みの奇妙な巣に住んでいた」

ペイン「Lived In Sins Pain Odd Nest」

シン「頭文字を取ってLisponとでも言おうか」

ペイン「名付けても意味ない、もう終わり、バイバイ」

シン「そうだね、残念だ…みんな、どうか…お元気で、さようなら」

お疲れ様でした。

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