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【 シノブ・ホウジョウ伝 其ノ弐 】
・・・この三人は後にシノブ・ホウジョウの側近中の側近である、ホウジョウ女六人衆、もしくはホウジョウ女七人衆と言われる女たちの中核をなす三人となった。
シノブ・ホウジョウはこの三人を誰よりも信頼し、終生愛したと記録に残っている。
この三人は初期女三人衆、または女三傑とも言われ、後にシノブの下で絶大な力と権威を誇る事となる。
また、この三人に加えて女六人衆の四人目の奴隷であるアンジュは、シノブがロナバールで活動を始めた初期の頃に出会っており、同じく奴隷ではないが、女七人衆の一人、ミルファとはアンジュよりも先に出会っており、後に側近となるほとんどの者に、最初の数年で出会っている事になる。




