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異世界ガチャ物語  作者: なるなる
2/5

理想と現実

暇つぶしの作品です。

《承認》


《転移開始準備》


《転移先アーゲナー…》


《原生樹林ズラーに対象を転移》


《対象を転移先に対する順応開始》


《OK…対象、順応成功》


《対象 転移開始》


《転移成功…対象を具現化》


《成功》


《対象に対し、初回特典無料ガチャを進呈》


《対象…覚醒》











「ううん…ここどこだ?」


あっそっか、異世界に来たのか、にしても、あの機械音のような女性の声のようなものは話だったんだろうか?


おっと、確か初回無料ガチャが何とかって言ってたな。


スマホもあるしよし起動!!!!!


《マスター異世界へようこそ!》


んんんん!?


《お困りようですね。マスター先ずはガチャメニューへ移動してください。》


「あ…あの、僕のケータイが喋ってるんですけど…というより充電は…」


《マスター、私はマスターの水先案内です。簡単にいうのであれば、端末のシリカと同じようなものに知能が備わってるものだと思っていてください。後、充電に関しては、この地には魔素があるのでそれで充電が可能です。勿論それに対応するよう改造は施させていただきました。ではマスターガチャを引きましょうか!》


コイツは、一体何を言っているんだ?んんんん?!あっわかった!そういうことか!成る程ねこの世界は地球と違い魔素で充電ができて、シリカに知能があるって、後はモンスターとかect…


《マスター私と同じことを胸中で語らなくていいので、ガチャを回してズラーを脱出しましょう。》


「人がいるところじゃないの?…森だねぇ…えっライトノベルとかでもあるあるパターンからのスタートなわけだね!うんよし回すぞー」


そして僕は無料チケットを使いガチャを回した。



そして虹を通り越してカットインが入る。



初回ガチャはキャスト限定でカットインキャラ限定とかだからな、異世界で餓死とか、モンスターに殺される事はないようにのための措置!!!!!流石だぜ運営いや、神たまぁぁ!

無論!こういう異世界ものは!美少女だよなぁぁぁぁぁ!!!!!


《キモッ…承認)


《現界準備可能》


《キャスト…魔王》


《マスター現界させますか?》


「おい!さっき聞き捨てならんことを聞いたが?キモってなんだよいいじゃないか!表現の自由じゃないか!」


一つだけ言っておくことがある。僕は携帯片手に1人盛大に盛り上がってるヤバイやつだ。認識はあるが、なんかキモティィィンだよな。


《キモッ…で現界させますか?》


僕はこのスマホから放たれる言葉の一部を聞き流し現界を許諾した。



《マスター承認》


《是より、マスターの命により其方を顕現させる。》



その瞬間目が絡むほどの発光をスマホから発すること数秒眩しさが収まり顕現したカットインキャストのシルエットが…見えてきた。


僕は生唾を飲む、そう僕は長年このゲームをやっているが美少女キャラが一度も…もう一度言う一度も当たったことがないんだよ。


さてさて。美少女であることを祈り視界が正常になる。あの電子音なるdisり端末の声は聞こえるが顕現したそれを目にした。



《顕現対象固定》


《顕現対象の固有スキル発動 魔王覇気

特異点スキル発動 恐怖体現》



んんんん!?まってねぇこれってさぁ…モンスター型キャストじゃんしかもだよ…対人戦ストーリー、一部のイベントで重宝される…アイツだよな…


《対象固定現界完了》


『オデ、ディアベル、マスターよろしくダ。』


「うん、よろしく。ディアベル」


あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!僕のハーレム異世界生活一発目がアプリじゃ引っ切り無しの有能キャストなのに異世界で一発目が魔王属性の猪大男とかついてなさすぎだろぉぉぉっ!


《マスター1つ言っておくことがあります。子供のように地べたで暴れるのはおやめください。後、ディアベルどのの方が呼ばれてかわいそうではありませんか。後、その姿は滑稽通り越して気持ち悪いです。…発想も》


『…マスター、次があるその時…運が良ければマスターの希望のキャストが出るかもしれん』


《あーあー、キャストにも心配かけるとか、残念なマスターですね。》


「あーッ!!!!!うっさいぞ!一々disりやがって!壊してやルゥ!シリカごと壊してやルゥ!」


《ふっふーん!残念ですね!この端末は神鉱石でできてるのでどのような事しようが壊れません!残念でした!》


『マスターとシリカとやら、モンスターが早々にキタヨウダゾ。後、シリカ殿マスターを苛めすぎだ、』


《ディアさん、》


『わかっておる、マスターが欲望に忠実なのは、初見でわかったことだ。シリカとやら、時と場所を選んでマスターと遊ぶといいぞ。』


《では僭越ながらそうさせていただきます。》


《おや、おやおや!あれは!コバルトですね。》


『見れば分かる。で、マスターはどこに行ったのだ?』


《そこです》


僕は目の前の魔物…犬みたいな頭に二足歩行で手には斧みたいな武器を持って群れで僕達を襲いにきている。


ウァァァァァァン!!!!!おしまいだぁぁぁぁぁ!!!!!


ディアの後ろに隠れていた。



『しょうのないマスターダ。もう一体出せんのか?』


《それはどう言うことでしょうか?》


『オデは、支援系ダ、ある程度は肉弾戦もできるが、あの数では、こちらが不利に等しいかもしれん。マスターがこれではな』


《ぇっ…》


ウァァァァァァン終わったよぉぉぉ!!!!!異世界きて色々夢みてたけど召喚直後で死ぬとか…現実って残酷だ…。




読者も思うところはあるので言います。


シリカは端末から妖精のような感じで具現化できます。


端末は主人公がどうこうしようが必ず主人公の下にある設定です。

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