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国家における忠誠と、教育における忠誠

岸田秀


守るべきは教育か教員か

(朝日新聞'02.6.16)


ここで語らるのは、軍事と企業と教育の

根幹は崩壊に瀕した時に、

この機関の中にいる人間を叱咤激励しても

何も意味はない


本質的には、その根幹を成す思想に

問題がある


と、極めて、リベラルな視点だ


以下、教育については、新聞の記事性が故

挑発的なものになっていることは

本書を参考にしていただきたいが、


教育と忠誠というのは

実はかけ離れているものではないか?


忠誠心を養う教育というのは

日本ではあまり実施されていないのは

日本史の教科書における

この国の中にある相対的な言説に

基づいた平板な視点からも読み解ける


日本というナショナリズムに傾倒しよう

としないのは、分かるのだが


国際化において、この国のメリット・

デメリットを知るためのリベラルな

視点というのは、まずは


日本が国益の為に、何を行なってきたか?

ということを知ることにある


この国の教育は謂わば、テレビ番組

のクイズに答えれる知識


という範疇から、思想は脱却できていない



忠誠というものは、社会という観点において

社会に還元され、利益を生む行為に

従事した対価


というものから、派生されるべきである


その、社会に還元される社会性が

常識となり、社会のモラルになることによって


忠誠という本質的な意味と

忠誠原理に基づく心理的バイアスが

広く流布されるべきで


また、忠誠原理に基づいた心理的バイアス

というものにも、国民は意識的に

ならなくてはいけない


という思想が

シンにこの近代法治国家の忠誠に対する

人間の態度にならなくては

いけないのではないか?


まずは、私たちは

忠誠原理及び、忠誠の危険を知らなければ

ならない


それは、それを知らないことによって

自分の知らないところで、人をおとしめる

可能性が孕む訳であって


こんな、綺麗事な社会は無い


と、いう前に、何故、綺麗事な社会は無い

というものに限って


人をおとしめているのか、

考え直さなければいけないのではないか?


これは、政治にも反映される

民主党政権は一度託されたが崩壊した


しかし、一度政権は動いた

私は、自民党・公明党・共産党支持者では

あるが、国民の投票の総意というのは


案外、リベラルなのではないか?

あの時点で、自民党は崩壊していた


しかし、自民党政権は思想から変えた


近代法治国家において、

政治家の選出は、法律への忠誠でもある


忠誠というものは、国家においては

えらぶべきものであり、


企業や軍事と教育とはおもむきが違う


忠誠という事象


国家においては、選ぶものであり

教育においては、選びぬくものなのかもしれない

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