サスペンス劇場?
様式美を踏まえたネタの作り方。他人が読んでわかるかどうか、ちょっと疑問だけど、私の話の作り方だと思ってください……。
今回は、誰でもできる『サスペンス劇場』の作り方。
初心者さまのために、わかりやすい様式美で満載な、手頃な二時間ドラマサスペンス(ファンタジー風)を作ってみましょう。
タイトル『違法魔術』
言葉のイメージは脱法ハーブから。超テキトーです。
設定としては、近世ヨーロッパの港町。近代科学の代わりに、魔法を使うタイプの世界だとしましょう。
失踪した身内から届いたなぞの手紙をみた主人公が、悪漢に追われながら、身内を探すおはなし。
最後には、違法魔術の研究をしている貴族の館にのりこんで、監禁されている身内を助けて終わり。
いいと思いません? 単純だけど。少し詳細に考えていきましょう。
主人公は、マジメな図書館司書をしている美女。探しているのは、研究職をしているお兄さん。
主人公を助けてくれる、兄の同僚の魔術師なんかが必要かな。
最初は、お兄さんから手紙が届くわけだ。で、お兄さんの職場にいくけど、兄は一週間ほど無断欠席をしているとなる。
不審に思った兄の友人と主人公は、兄の一人暮らしの部屋に行くと、そこには、何かを荒らした後のようなものがあって……。
手紙と一緒に、ペンダントが送られてきていて……
兄の手帳に書かれた人物を探りはじめると、主人公は悪漢に狙われ始めて……
というのを書いていて、意外と本気で面白いと思い始めてしまった(笑)書こうかな(ちょっとマジ)
二時間ドラマふうに徹底するなら、兄を監禁している貴族は、最初のうちに顔みせします。
兄の手帳に、当然名前があって、兄の研究のスポンサーだったりするわけですね。
親切な雰囲気で、警戒心を解き、主人公からペンダントを奪おうとしたりするわけだ。
二枚目ハンサムお貴族様か、妖艶美女かによって、雰囲気変わります。ま、好みです。
実際の二時間ドラマなら、途中で無意味にお風呂に入るなどお色気もあります。(しかし、悪女は脱いでも、ヒロインは肌を見せてはいけない!)
兄の友人が心底信用できるタイプにするか、ちょっと謎男にするかでもかわってきます。
大詰めは、舞踏会みたいなのにもぐりこんで、部屋を抜けていき、兄の監禁されている地下工房にたどり着いて……。
最後は貴族が、べらべら悪事を語って終わる。
つまり、発端→追跡→幕間→さらに追跡→対決 この構成で行くと、立派な二時間ドラマスタイルで話が書ける!
ごめんなさい。頭で考えながら書いていたから、ほかの人が読んでわかる文になっているのか謎です。
気が向いたら、ラセイトスシリーズ用に練り直します。