感想
感想、いただけるとテンション、上がりますよね。
さすがに罵詈雑言的な感想が欲しいかと言われれば、マゾではないので、欲しいとは言えないんですけれども。
幸い、私の作品にいただく感想は、大人な方が多くて、優しい感想で、ダメージくるような感想はめったになく、非常にありがたいと思っております。
さて、マイナスな感想というのには、種類があります。
落ち込む前に、その感想について分析してみると、意外と全部、額面通りに受け取らなくていい事案もあったりするので、ご参考までに。
1)キャラ、物語に感情移入しすぎてからの、不平不満
2)作者力量不足への不平不満や、内容矛盾などへの指摘
3)日ごろのフラストレーションの発散。やつあたり
1)については、人気作ほど多いです。
若い読者(特に読み専の方)に多いのかな、と思います。(書き手は少ない傾向)
思ったストーリーにならない、主人公が不憫すぎる、ヒール役があざとすぎる、とか。
このタイプの読者は、なんだかんだといって、その物語が大好きなのです。ご本人は気づいていないかもしれないけれど、嫌いと言っておきながらも、商業作品なら購入して全巻読むような『熱心な』読者。
ですから、自分が望む展開になったら称賛してくれることもあるでしょう。よほど、悪質でない限り、熱心だけど愛情表現が不器用なファンと、カウントして問題はないかと思います。
対応法としては、その方なりの愛を受け止め感謝して、でも、ストーリーは曲げられないというスタンスを理解してもらうのが一番良いでしょう。
純粋な『読者』タイプですから、作品の揺れに非常に反応してくれているのです。そこを理解せず、おちこんだり、怒っていては疲れます。
また、そういう方の声が大きいからと言って、内容を曲げるのは問題外。
物語は読者のものである前に、書き手のものなのですから。
2)は、書き手の方が、つい書きたくなるやつです。
ただ、この指摘というやつは、指摘側の得意ジャンルかどうか、好みジャンルかどうかによって、『正解とは限らない』と認識しておくべきと思います。
実際、私は、名作と呼ばれる作品を退屈で面白みがないと思ったことが何度もあります。
百人が読んで、八十人が良いと思っても、二十人の方がつまらないと思うことは、名作作品でもベストセラーでも、あり得ることなのです。
もちろん受け止める側としては、できるだけ真摯に受け止めていく姿勢は正しいのですが、たとえば、純文学しか読まないわ、というようなタイプの方が、ナンセンスコメディをけしからんと叩くのは、根本的なところが間違っているような気がするわけです。
ですから、その意見を発したひとが、どんな作品が好きで、どんな作品を書いているのか、そして例えば、指摘を取り入れた作品が、本当に素晴らしくなるのか、落ち込む前に考えたほうがいいのです。
ただ。その指摘が的を射ているほど、突き刺さるのが現実でしょう。その時は、受け止めるしかないんですけどね。
受け止める際は、指摘した人間を次は唸らせてやる! くらいの気概で乗り越えたいものです。
(ちなみに。そういった形式の感想を書く側は、相手が望んでいるかどうか、考えてから書くほうがトラブルになりにくいと思います)
3)に関しては、スルー、ミュート、ブロックしかありません。
2)のようにみえるものもありますが、違いは『愛』があるかないか、です。
愛なき指摘で、落ち込んではいけません。
もっとも、外野から見て、愛あっての指摘だなというのでさえ、悪口としか受け取れないかたもいらっしゃいます。このあたりは、書き手のスタイルが大きい。
楽しくやりたいのか、うまくなりたいのか。このへん、難しいのです。
受け止めるときの精神状態にもよりますしね。
とはいえ。
罵詈雑言で悩むより、書き手の悩みとして圧倒的に多いのは、感想をもらったことではなく、感想が来ない『無反応』ではないかと思うのです。
PVもない、ブクマもない、当然、感想もない。
正直、こっちのほうが、よほど筆を折りたくなります。
逆に、この経験がない『天才』ほど、一つの感想で、心がおれちゃうのかも。
そもそも、格好よく『自分の路線を貫く』なんて言っていても、見てほしいからWEBにあげるわけですので、何らかの反応は欲しいわけです。
そのへんの承認要求には、正直になろうよ、と、私は思うのです。
そこを拗らせてしまうと、残念な結果になることもありますから。
プロになる、となると、また別なんだけれども。
とりあえず、誰かに読んでほしいというのであれば、それなりの方法はあります。
1)他の書き手と交流する。
2)企画参加
3)ランキングにとにかく入る。
1)交流の第一歩は、自分が、他人の作品を読んで感想を書くこと。
ランキング作品より、できるだけ自分の好みの作品をスコップしたほうが読むのも楽しい。
それに、その場合は、相手が自分の作品を読んでくれることもあります。
なんでもいいから、交流相手を見つけたいときは、エッセイジャンルに目を向けましょう。
エッセイジャンルは、感想欄が、感想というより意見の掲示板という感じが多いです。この作品も、その傾向が高いですね。
ただし、炎上商売上等! 作品は、過激な方が多い印象があります。
2)企画参加は、しようと思ってもなかなか、なろうの場合はみつからないということが往々にしてあるのですけれども。
広く交流していくと、とにかく企画参加が好きな私のような人間がいるので、そういう人間からたどっていくのも一つの方法かと。
私自身は、気まぐれにしかやりませんが、定期的に企画をたてられるかたもいらっしゃいます。
ランキングの企画ものを読んで、交流を広げていけば、どこかで企画にたどり着けるかな? と思います。
3)ランキングに入ろうと思って、そう簡単には、入れないんだけどね(^^;
ランキングに入りやすいジャンルより、入りにくいジャンルのほうが、当然、読者母数が多いので、注目度は高いのであります。
もっとも、トップページの上位に入れるなら、それなりに注目度は高くなると思う。
入り方については……知らんがな(笑)
えっと。そのジャンルの完結作上位十作くらい読み倒して、自分が面白いと思うところをきちんとリスペクトして、そこを取り入れて自分なりの作品を作れば、そこそこ流行りにのっかった作品になるのではないかと思う……。
少なくとも、そうやって書いた作品だけ、私の作品の中で突出してポイントが良いし(笑)書籍にもしていただきました。ただし、二度目ができるとは言ってない(苦笑)
とにかく、感想というのは、わざわざ書くという手間を読者がかけてくださるもの。
いただけるのは、非常に書き手としては本来、ありがたいものなのであります。
で、何が言いたいかというと。
いつも感想ありがとうございます! ということです。




