表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/100

秋分の日

 2017年9月23日は秋分の日。

 昼と夜の時間が等しく、太陽が真東から昇り、真西へ沈むことで有名ですね。

 もっとも、実際には、昼のほうが少し長いそうであります。

 ちょっとびっくり。知らなかった(笑)

 春分の日と同じようなイメージがありますが、気温は圧倒的に秋分の日のほうが高いです。

 ちなみに、法律によれば、春分は「自然をたたえ生物をいつくしむ」秋分は「祖先を敬い死んだ人をしのぶ」という趣旨で休日とされているらしいです。


 秋と春、どちらも宮中行事である皇霊祭がもととなった行事であり、季節の節目、とされております。

 

 一般的には「お彼岸」ともよびます。

 お彼岸と言えば、お供え物。秋の場合は、萩にちなんで、おはぎを食べます。

 (春は牡丹にちなんで、ぼたもち)

 真西に太陽が沈む日は、あの世とこの世がとても近いという日なのだそうです。

 仏教の行事でありますが、日本独自のもののようで、よその仏教国にはない行事だそうです。


 さて。

 ファンタジーや、冒険小説などで「秋分、春分、夏至、冬至」というのは、当然「太陽」の位置として謎解き定番であります。

 たいていは、「日の出」「日の入り」というのを使うのがおおいですね。

 南中高度を使うネタもあります。

 なんにしても、謎解きのチャンスが少ないというのは、非常にドラマチックな演出にもなります。

 古来より、この季節の変わり目というのは、「暦」を知る上でも重要でありましたし、「方位」なども明確にわかる区切りの日でありました。


 映画「天空の城ラピュタ」で、シータが飛行石の指した方角を、日の出の太陽位置から方位を推測してドーラに答えるというシーンがありましたが、太陽の位置というのは、土地が変わっても東西南北を示すことができます。


 もっとも、北極や南極などの高緯度になりますと、季節性によって太陽は極端に変化をしまして、白夜や、極夜となるわけで、冬至、夏至という季節性を必要とする謎解きは、なかなかに使いづらいのではないかな、なんて思います。

 

 日本は東西、しかも南北にとても長い国土でありますので、太陽のみえかたというのは、ずいぶんと土地によって時間などは変わってきます。

 それでも、お彼岸というのは、年に二度の特別な日。東から西へと延びる、きれいな黄道を走る太陽を、楽しむのもいいのではないかな、などと思います。


とはいえ。もう、夕方近い……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ