夜
夜語り企画連動ネタです
今回のテーマは『夜』。
夜と言えば、当然、日の入りから日の出まで。空に太陽が見えない時間をさすのではないかな、と思います。
極地の白夜、極夜という例外はありますが。
夜の中心は、月。とはいえ、『夜』の間、ずーっと月が見えるのは、満月の前後だけ。
半月の時などは、けっこう明るい時間に見ているわけなんですけど、月のイメージはやっぱり夜。
もちろん、太陽が明るすぎて、青空に白っぽく見える月より、黒い夜空を背景に眩しく輝く月のほうが印象深いのは事実です。
夜しかほぼ見えないといえば、やはり『星』なのかもしれません。星というのは、闇が深いほど、明るく見えます。だから、満月なんかだと、まったくパッとしない感じではあります。
この時期は、夜がとても長いので、イルミネーションも人気です。
クリスマス、ということもありましょうが、とにかく冬になると家にこもりたくなる消費者に、町を出歩き、あわよくば買い物してもらおうと商店街さんなどは、頑張るわけですね。
残念ながら、私は花も恥じらう乙女のころから、『寒い時に外は行きたくない』という夢も希望もないひとだったので、夏の花火ほどテンションがあがらないのですけど、ロマンティックだとは思います。
恋人同士さんの夜デートとか、気持ちは温かいでしょうが、防寒対策はしっかりなさってくださいね。
冬の夜は本当に寒いです。
都会の冬の夜は、眩しくて、にぎやか。人通りも激しいですが、田舎の冬の夜は、暗くて静かです。
人は出歩かないですね。(いや、夏でも出歩かないという説もあるけど)
夏の間は、虫や蛙の声がしますが、冬は生き物がいなくなります。
もっとも、私の近所は、中途半端な田舎ですので、都会的なイルミネーションもなければ、逆に美しい星空が広がる、なんてことはなくて、季節感なくパチンコ屋のネオンがチカチカしていたりするので、夏も冬もなかったりするのですが。
今はともかく。その昔は、夜というのはとにかく『暗い』ため、夜になったら外に出ないというのが多かったのではないかと思います。
ちなみに、先日、『灯』の明るさがどのように違うかというのを、あるテーマパークで体験してきたのですが、ろうそくの光だけというのは、思った以上に暗いです。
字は読めるでしょうが、『目、悪くなるよ』と言いたくなる。行灯で、ギリ。
正直、電球でも初期のものは、今のものよりかなり暗いです。
あ、名曲に文句言うわけじゃないけど、ホタルの灯で、本を読むのは大変だと思うの(笑)
あれね、動くし、小さいし。しかも、明滅する。相当集めてきても、常夜灯より読みにくいと思う(たぶん)
なんにしても、『夜』というのは、なんとなく秘密めいて、妖しく、神秘なもの。
厚着をして外に出てみるもよし、部屋にこもって妄想するもよし。
夏のホラーとはまた違った、冬ならではの『夜』の光景をネタに書いてみるのも面白いかもしれませんね。




