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あとがき

 今回は『あとがき』です。

 先日書いた『冒頭』でいただきました感想のお返事を書きながら、私、冒頭とあとがきで、本を買う! と思い出しました。

 最近は、わりと電子書籍を買いますので、冒頭の試し読みだけで決める傾向がありますが、書店で買うときは、あとがきを見ちゃいます。


 あとがきの面白い作家さんは、たいてい小説も面白い。持論です(笑)

 あまり内容をネタバレしていなくて、それでいて、作品創作について関連した話をユニークたっぷり触れているとかだと嬉しい。


あとがきの面白さというのは、たぶん、エッセイ的なおもしろさなのでしょうね。

 

 なかには、あとがきを蛇足だと嫌がるかたもいらっしゃるかもしれません。

 作者の自分語りは、作品の面白さとは、何の関係もないことですから、どうせなら、作品を余分に楽しみたかった! もしくは、作品の余韻に浸りたいと感じる方なのかな、と思います。


 そういえば、火浦功先生の作品で、新書版のあとがきが大好きだったのに、文庫になったらあとがきがなくなっていて私は泣きました。まあ、そこまであとがきに期待しているというのは、特殊な作家さんゆえなのかもしれませんね。

(火浦先生といえば、あとがきを書きおろしている! というだけで、購入しなくては! という超特殊読者が一定層おります。私もどちらかといえばその層に近い……)


 あとがき好きが、あとがきで本を買う時のポイント。


 ①堅苦しくなく親しみが持てる。

 ②作品のネタバレはない。

 ③作品のバックボーンの趣味について語られていたりする。

 ④作者さんの周囲への『サンクス』系の御礼が長すぎない(あってもいいとは思います)

 ⑤ネタあとがき(キャラになりきり系など)も好き。

 ⑥作者さんの交友関係(他の作家さんとか)が見えるのも素敵。


 ちなみに解説だった場合でも、面白い解説だったなら、たぶん、本編も面白いと思われます。ただし、文章の好き嫌いはありそうですが。


 なろうの場合ですと、活動報告が面白いなあと思う人の作品は、面白いなと感じることが多いです。

 

 あとがきは、あくまでもあとがきであって、本編の面白さがあるから、という前提もあるのですが。

 私みたいに、本を選ぶ指針にしているひとも、一定数、いるんじゃないかな、なんて思います。



ちなみに。

 尊敬する夢枕獏先生は、「あとがき」を書店で手に取った人への『サービス』であり『アピールの場』であると位置づけられていらっしゃって、必ず、書くようにと心がけていらっしゃるそうです♪


 私が特殊な選び方をしているわけではない証拠かも。


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