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プロットなしの構成法

ここのところ、骨組みについて偉そうに語ってますが。何を隠そう、私、プロットを作りません!

 設定は作りますが、プロットは作りません! 大事なことなので、二度言いました(笑)


 えーっと。

 私の制作スタイルは、ひとりTRPGというのは、前にも書きましたが。

 TRPGというのは、何人かで行う、即興ドラマゲームなので、ストーリーにブレが大きいんです。

 村娘Aを助けて話をすすめていく物語だったはずなのに、勇者さま、まさかの村娘スルー! なんてこともあったり。

 そのブレを嫌って脱線させない方法もありますが、それをすると「自由度」が少ないという不満もあったりするわけですね。

 もちろん「自由度」が少ないお話は、完成度が高いため、達成感は高かったりしますが。

 ストーリーを進行していくのにあたり、ゲームで私が学んだこと。


『根本的な事件さえ、しっかりしていれば、たいていはアドリブでうまくいく』


 たとえば。

 悪代官が悪い商人と組んでいて、密貿易で人身売買をしている。

 という事件で、悪代官と商人を倒すというお話を作りたいのであれば。


 まず、どこでどんな事件が起きているのか。誰と誰が組んでいるのか。

 どの場所で、これから何をしようとしているのか。


 ここが決まっていれば、主人公はどんな順番で動いても対応できます。

 プロットを立てる方というのは、物事が起こる順番を丁寧に組み立て、一本の線が見える状態にして、小説をお書きになるのだと思います。

 ところが。私の場合、「物事が起こる順番」をはっきり決めてしまうと満足するという悪癖があります。

 どうやら、私にとって、小説を書くときに一番楽しい作業が、この話を組み立てる「瞬間」なのかも。

 

 というわけで。私は主人公側ではなく、「主人公が介入しない時に事件がどう動くか」という流れを作ります。これをプロットと呼ぶなら、プロットなのかもしれませんけど。

 主人公側の動きは、それこそキャラクターの気の向くまま、ですね。

 ただ、もともと様式美をこよなく愛しておりますから、それこそ骨格研究に余念がないわけで(笑)こう来たら、こうでしょう! というパターンは無意識に使いますけれど。



 私の設定は、地図を作って、土地設定を作り、家系図を書くってのが多いです。

 性格設定とかあまりしませんねえ。職業は決めますが。

 なんか職業決めて、小説の『役割』があると、それ以上になんか決めるのが面倒になるというか。

 なので、手が滑ると、やたらとわき役のくせに美味しくなってしまって困ることもあります。無計画なのがバレバレです。お恥ずかしい限り。


 というわけで。


 いろんなことが出来ていない私ではありますけれども。


 プロット立てられなくても、なんとなくゴールに向かって構成することはできるよ、というお話でした。


 



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