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美形について思うこと

美少女、美少年、美女、美男が生息する確率というのは、創作においては、現実と比率が逆転していることが多いな、と思います。

「私、平凡な味噌っかすなの」

 なーんて言っている少女漫画のヒロインちゃんは、『平凡』とレッテルを張られていても、超美少女。キラキラおめめの、スレンダー。たまには、胸の成長が未成熟とか、ふくよか体形さんだったりすることもありますが、たいていは可愛い。

 ただ、少年、男性系の場合はそうでなくて、主人公が『落ちこぼれ』『かっこ悪い』ってなると、本当にヒドイ造形をしていたりも。

 このあたり、主人公に自己投影するにあたり、男女差があって面白いなと思います。


 ただ、やっぱり主役となれば、漫画の場合は特にある程度見た目が良いことが多いですね。

 

 小説の場合は、造詣は関係ないはずだけど美形はとても多いです。

 主人公の造形はともかく、相手役は美女、美男が多い。そりゃあね、夢くらい見たいですよ。

 誰だって、醜いより、美しいもの、馬鹿より、賢いものでありたいわけです。

 そんなところに、リアリティは要らんのです。

 もちろん、顔の作り以外が魅力的♪ というキャラクターは漫画より小説のほうが出しやすいのです。

 何しろ、小説は特に、言動それ自体が、キャラの魅力ですから。

 逆に言えば、小説は美形と連呼していても、行動やセリフが伴わなければ、少しもカッコよくはないし、可愛くもないのです。

 このあたり、作者の『カッコイイ』『可愛い』感覚が、どこまで読んでくれている人とベストマッチしていけるかが問題。


 ちなみに。

 私、『カッコイイ』感覚が、少年漫画的なカッコイイのため、なかなか少女漫画的な『カッコイイ』男性がかけません。

 キラキラしい美形を出しても、なんか残念臭がしてしまうのです。

 

 美形の定義って、自分の好みが一番、反映されるところなのかもしれませんね。

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