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医療器具

 今回は知っているようで、知らないかも? な、医療器具あれこれを並べただけのものです。

 何かの参考になれば幸い。ならなかったら、ごめんなさい。

 

【持針器】

 文字通り針をもつもの。形ははさみのようなかたちが主流。

鉗子に似ている。患部を縫うのに使う。

 刃がついているものもある。

 

鉗子(かんし)】  

 はさみに似た形。はさみの持ちてのようなところにロック機能がある。

 それこそ形状はさまざま。用途に合わせて使う。

 先が曲がっているモノ、まっすぐなものなどがある。


【針】 

 手芸用の針より釣り具の針のイメージ。

 針あなに通すというより、ひっかけるという感じ。

 糸のついた状態で、滅菌パックになっているものが主流。(使い捨て)


【糸】  

 縫うイメージが多いが、縛ることも多い。もちろん、用途によって製品は違ってくる。

 基本、滅菌済み。


【ステイプラー】 

 医療用は、事務用より、工業用のものに似ている。打ち付ける感じで使用。

       

【咽頭鏡】  

 気管チューブを挿入するときに使用。ライトが付いている。


【翼状針】 

 点滴用。チューブの先に針が付いている。

 針の横に翼のようなものが付いていて差し込みやすくなっている。


【三方活栓】

 複数の管を管理するのに使用。二種類の液を点滴をする場合などにつかう。


【手術用ゴム手袋】 

 滅菌済みのゴム手袋。薄くて丈夫。


【注射器】 

 大きさ、形もさまざま。液体の分量を正確に量れる。

 針が最初からついているモノ、針がねじ込みでロックできるものもある。

 

【聴診器】

 心臓や肺などの音を聞くモノ


【耳鏡】 

 耳の奥を見るのに使う。


【ブラックライト】 

 ある種のカビが光る。歯石も光る。


【駆血帯】  

 採血の際にしばる紐。ゴム、バンド、かたちは様々。


【包帯】

 伸縮、粘着するもの、様々。包帯を巻く方法も用途に合わせて変わる。


【アルコール】

 簡易な滅菌を行うのに使用。

 乾燥した脱脂綿にしみこませて使うことが多い。


【生理食塩水】

 体液と塩分濃度が同じため、体に負担が少ない。

 点滴、注射液に使用したり、傷口などを洗ったりするのに使用する。


【寒天培地】  

 細菌を育て、どの抗生物質が有効かを確認するのに使う。


【イソジン】

 患部の消毒に使用


 実際に医療モノを書くなら、もっと詳しい知識が必要かと思いますので、単純にフレイバー、もしくは、調べるための足掛かりにしていただければ。


 あと、最新医療の場合、ほぼ電化製品が多いでしょうね。

 ファンタジーなどで、ちょこっとチートをしたいのであれば、医療器具よりやっぱり病気知識などのほうがわかりやすいですよね。

 そもそも、病気知識があるからこその最新機器。

 それに、現代医療は、検査器具が大事なのですが、これが無い場合は、ほぼ医者の経験に頼らざるを得ない。医療関係チートは、やはり器具を作るというよりは、病気知識中心のほうがさまになります。

(検査方法を簡単に編み出すとしたら、顕微鏡系なら可能かなあ)

 


 ついでにいうと、細かな正確な器具名を書いたところで、読者にわかるとは限りません。

 少なくとも、私はわからんです。

 主人公が医者で舞台が病院なら、詳しく書くのもありだとは思いますが、入院した人を見舞いに行ったくらいのシーンで、患者が何を点滴しているかとか、輸液をどれくらい入れたとか、気にしないことのほうが多いのではないでしょうか。

 実際、私の父が入院していた時、随分コードが多いなあって程度しか見なかった。

 心電図がアラームなったりすると、びくびくしたりしましたが。

 

 ちなみに。医療電子機器って、ちょっとしたものでも〇百万単位。

 ピンセットや、はさみとかでも、めちゃくちゃ高いです。

 滅菌に耐え、血液などに触れても錆びたりしない、素材厳選のモノ。

 包丁やナイフより、メスのほうが切れ味がいい。

 なにげに、いろいろプレミア品だったりする道具です。


 










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