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タイトル

 タイトルの大切さというのは、前にも書いたと思いますが、拙作でもしみじみ感じます。

 この『ネタの細道』というタイトル。本人的にはそこそこ気に入っておりまして、読者の方の評判も悪くはありません。

 ところが。

 拙作、長編エッセイ『やっぱり、ファンタジーが好き!』。こちらと比べると、PVが違う。

 もちろん、ファンタジーに特化して書いておりますので、細道に比べると、ネタはピンポイントではあります。しかし、所詮、書き手は変わらないので、広く浅いスタイルは変わらず、それほど『違い』を私自身は感じておりません。


 ですが、すでに完結して2年がたとうとしているのに、「ファンタジーが好き!」は、未だ週刊ユニークアクセスが100を越えております。

 ブクマも200を越えました。

 これは……やはり、タイトルゆえ、なのかな、と思うのです。

 そう考えると、エッセイの場合は特に、ひねった感じより、素直なタイトルのほうが、わかりやすく、手に取ってもらいやすいのかなーなんて思います。

 でも、ネタの細道のタイトルは変えないです。

 エゴサーチをすると、もれなく芭蕉様とご一緒に上がってきてプチ嬉しい(笑)


 かの有名な『世界の中心で愛を叫ぶ』。

 作者は『恋するソクラテス』というタイトルを考えていたけど、編集者の意見でこのタイトルに変えたという話は有名です。

 内容回収という意味では作者タイトルのほうが良かったのかもしれませんが、絶対に『世界の中心で愛を叫ぶ』というタイトルのほうが、インパクトが強い。

 本当に、ベストセラーを作ったといえる『タイトル』だと思います。

(もちろん、内容がともなっていたからこそ、のベストセラーですけど)

 

 私は感覚が古いので、あまり長い今時タイトルは苦手なのですが、カッコイイタイトルは、やっぱり胸がドキドキします。

 『たったひとつの、冴えたやり方』とか、『冷たい方程式』なんて、タイトルが素敵。

 『そして、誰もいなくなった』、『アルジャーノンに花束を』もいい。

 ああ、『妻はくのいち』も惹かれました。


 ちなみに。

 私、タイトルをつけるのは非常に苦手であります。

 以前、拙作の難点として、『タイトルが地味!』と指摘されたことがございます。

 その後、いろいろ考えてはいるのですが、やっぱり難しい。

 とはいえ、内容も地味なので、あまり華やかな印象のタイトルをつけると違和感じゃないかと思ったりもするわけですが。

 

 余談になりますが、自作タイトル自分満足度ランキングでは。


 3位 やっぱり、ファンタジーが好き!

 2位 夜光虫が招く海

 1位 キスで灯して


 なのですが、今時タイトルじゃない(笑)綺麗に決まった! と思うのが好きなんですよ。

 センスが、古い。


 WEB小説の場合は、特に、引きを大事に、とは思うのですが、一度決めたタイトルは、自分の中ではなかなか変えられません。(サブタイトルですら! なんて頭がカタイ)

 柔軟に、変えていける方、すごいなあと思います。



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