書き出し祭り 雑感
今回は、肥前文俊先生 主催 『書き出し祭り』 勝手に応援企画(笑)
なろうの個人企画としてはおそらく最大の『書き出し祭り』が始まりました。
たくさんの方々が、思い思いの冒頭で勝負しております。
私も片隅で参戦させていただいております。
さて、この企画、なろう小説の縮図があります。
まず、『タイトル』。
たくさんのテキストの中で、目を引くタイトルをつけていると、拾い読みしてもらいやすい。
これは、新着で、『あ』と、思っていただけるかどうかというのと同じ。
やっぱり、タイトルって重要だな、と今さらに感じました。
そして、一話を読んで、魅力的かどうかを判断するわけです。
(なろう通常の場合、あらすじ勝負ですが)
現在60タイトル以上、読破しましたが。
文章がうまいからと言って、続きが読みたくなるとは限らない、と思いました。
(プロの方多数いらっしゃいますから、文章がうまいのは当たり前というか、最低条件にちかいですけれど)
設定が凝っていても、見せかたがうまくなければ、ダメ。
大切なのは、バランス。
少ない情報量で、引きつつ、魅せる。
話が終わってしまっているように見えてもダメ。
逆に、終わってしまったように見える作品の場合、そのあとに続く物語がよほど面白くないと、読み進めた時、ガッカリ感があるように思えます。
私が年を取ったせいでしょうか。
アクションシーンからのホットスタートは、かなりキツイな、と思いました。
まず、4000字という文字数制限の中で、アクションシーンというのは、かなりの分量をアクション説明にとられます。
設定が「わかりやすい」ならいいのですが、そうでない場合、読者が頭に叩き込まねばならないことが濃縮されているわけです。
もちろん、それでも『面白い』と思える作品はあるわけですが、私は今回、これを読んで、「うん。今後はやめた方がいいかな」と思いました。
何より、技術が半端なく必要だということをしみじみ感じました。
少なくとも、私には、無理だ。よくやっていたけども。反省。
さて、私はあまり視点やら人称にはこだわらないのですが、4000字しばりのなかで、視点と人称変更がある作品は、さすがに、読みにくいです。
冒頭はグイッという力が必要ですから、そのあたりは統一しておいた方がいいのかもしれませんね。
余談ですが。
お気に入り様探しをしていますが、あまりわからない私です。
もっとクセとか読みこまないとだめなのかもしれない。




