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婉曲に表現してみる。

 先日、Twitterで、『田舎』という言葉を使わずに、『田舎』を表現しようという企画があり、大喜利的に非常に面白かったです。

 その場所を特定する言葉を使わずに表現するということは、なかなかに面白いな、と思います。

 例えば、『居酒屋』。

 『疲れた大人の命の洗濯場』かもしれないし、『若者たちの、勝負の夜』かもしれない。

『仲間同士の親睦』もあり……私的には『シメサバをつっついて、揚げ出し豆腐を食う』場所かな。

 出てきた単語で、その場所を使う人の顔やら、雰囲気が違ってきます。

 面白いな、と思いました。

 つまり『学校の教室』と書いたところで、ひとそれぞれ、物語それぞれ、描く風景は違うということです。

 読者にイメージを丸投げするならそれも良しですが。そうでないなら、いくつか、別のキーワードが必要になってくるということなのだな、と思います。

 そして、『教室』という単語を撤去して、表現する言葉は、そのまま自分が描きたい物語の風景なのかもしれません。

 たとえば、『教師が生徒に教える場所』であれば、それは、授業中の風景を描きたいのだろうなと思います。

 『放課後に好きな子に告白する場所』であれば、夕日の差し込む教室でふたりきりの風景。

 肝心な言葉を省くと、目的がクリアになるかもしれませんね。


 もう一つ。

『空』という言葉を使わずに、「空」を表現。


①見上げるもの。

②星が輝くところ。

③都会では狭いもの。



①は、心情的にそうなる気分という意味で。

②は、単純に夜の表現。同様に月、太陽で時の変化をしめす。

③は、心情、状況的に両方の意味で。


 これは大喜利的なネタではありますが、表現力強化にはなるかもです。

 定期的に遊びでやってみるといいのかなーなんて、思いました。



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