脳内TRPG小説の書き方。
需要はないかもしれないけど。
たぶん、私の小説の書き方は邪道なので、創作論を読んで迷っている方は、こんなのでも書けるのか! と、思っていただけるのではないかと。
秋月忍流。脳内TRPG小説の作り方。
1)まず、GMとしての準備。世界観の設定と、ミッションの設定。必要なNPCの作成(主人公たち以外の人物)
2)今度はプレイヤーとしての設定。主人公のキャラクターの性格、能力の設定。
3)脳内TRPG開始。
ゲーム開始は、TRPGの場合、『君たちはどこどこにいる』と始めることが多いけど、小説は主人公が『どこ』にいて『なにをしたいか』を主眼に始める。
4)GMとして方向性をコントロールしながら、キャラの意思で進んだように誘導。キャラは意思を曲げず、突き進む。
5)GMとキャラが一体になって、『ラストシーン』をかみしめる。
というような、書き方をしております。
ですので、主役クラスの人間なら、どこに視点をおいてもたいてい、話が書けます(それが面白いか、どうかは、別)
脳内TRPGなので、捨てる設定も結構ありますし、逆にアドリブ的設定もあります。
これ、細かいプロット作ると、動きにくくなります。自分の中のGMが強くなると、キャラが死ぬのです。
こんな感じで書いていますが、きちんと完結できます。創作に、ルールはない。そういうお話でした。
解説)
TRPG :テーブルトークRPGともいう。早く言えば、ドラクエをコンピュータなしでやる感じ。
行動判定は、サイコロを使う、即興劇的なゲーム。ファンタジー、sF、ホラー、各種ある。
GM :ゲームマスター。ゲームによってはレフリーともいう。コンピュータRPGで言うなら、コンピュータにあたる。MCであり、シナリオライターであり、主役以外の演者でもある。
プレイヤー :GMの用意したシナリオ世界の中で、生きるキャラクターを能力値などに合わせて演じる。
GMの裏をかこうと暴走してばかりいるとGMに制裁されることもある。逆に、GMの意図を組んで動くプレイヤーはマスターフレンドリーと呼ばれる。
でも、私は創作論を読むの好きです。
キャラづくりに悩む方は、TRPGのガイドブックを読むと役に立つかもです。
小説創作論より、わかりやすいと思う。




