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憧れの日常

僕の日常は変わった。


何かを求め、


誰かを求め歩き続ける日常。


それが変わった。


僕は彼女の家で暮らせることになった。


僕は手紙のことを話すと、


彼女は暮らしていいと言ってくれた。


受け入れてくれたのかは分からなかった。


そうでなくとも嬉しくなってしまった。


彼女は毎日毎日家を出る。


僕は彼女に、毎日彼女が出るときに言葉を贈る。


彼女はもどかしそうにしていたが、


僕は話しかけ続けた。


彼女はいつも同じ時に帰ってくる。


僕はその時に合わせて彼女との食事を作る。


材料は花畑の地下にあった。


食事を作るのもいつぶりだろうか?


帰ってくる時も彼女に挨拶をする。


彼女の家に住み始めて少し過ぎたあたりには、僕に挨拶を返してくれるようになった。


僕は嬉しかった。


僕の挨拶に返してくれること。


彼女が僕の料理を食べておいしいと言ってくること。


最近は何もなくとも話をしてくれるようになったこと。


毎日何かを探して彷徨っていた僕はもういない。


もしかしたら、


見つけたから、


かもしれない。


よく分からないけど、


僕はこんな日常に憧れていたのかもしれない。


だけど僕はやらなければいけない。


この日常がなくなることになっても。


彼女の約束のために。

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