ディアボロ3
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「わたしは正直難しいことは分かりません。でも、弥太郎さんに出会ってから新しい価値観みたいなものを教えられて、それに今回のディアさんのことにもあんまり驚かずに次のことをもう考えてる。そんな弥太郎の側にもっと長くいていろんな経験をしていきたいって思ってます。だから‥‥だからわたしもここから出ていきます!
お願いです!アテラ王女、コルネリウスさん!ディアさんと私たちを見逃して下さい。きっとこの世界のためになる、そんな知恵を絞りだしてみますから!わたしには無理でもこの2人なら出来ると思うんです!お願いします!」
アウレリアは必死に頭を下げながらアテラとコルネリウスを説得している。
そしてついに沈黙を守っていたアテラが口を開く。
「ふふふっ。ふふふふっ。コルネリウス!だから我も言ったであろう。こうなると!さすがに弥太郎とアウレリアも一緒に国から出て行くと言うとは思わなかったがな。」
「はっ。アテラ王女の言われる通りとなりましたな。どうされますか?」
突如笑い出したアテラ王女とさっきまで睨むような視線を向けていたコルネリウスの顔が緩み場の空気が和み、弥太郎、アウレリア、ディアボロが困惑している。
「実はの弥太郎。ディアボロの正体については我とコルネリウスはニトロシシ討伐戦の前から知っておったのじゃ。しかし、あえて何もせずにおった。‥‥それは、魔王国の次期魔王候補とはどんなものか見極める為でもあったし、そもそもディアボロをそれほど危険視して居らんかったからじゃ。」
「じゃ、じゃあもしかしてこれまで通りここにディアさんがいてもいいって事ですか?」
アウレリアが嬉しそうにアテラへ質問する。
「アウレリア、それはならんのじゃ。出て言ってもらわねばならん。今はまだここにディアボロがいることは我らの他に知る者はおらんが今後父上に知られぬようなことがあればその時は間違いなく殺される。事実、すでに国境沿いの強化を進められておるのだ。そうなっては我も助けることはできん!」
アウレリアはそこまで聞くと再び肩を落としている。
「ならどうするだ?アテラ王女様!なにか考えがあるからコルネリウスもこんなに楽しそうなんだろ?」
「だ、誰が楽しそうなんだ!!」
弥太郎の指摘に少しニヤついていたコルネリウス焦っている。
「鋭いの。弥太郎。そうじゃ実は1つ手がある。今のままではそちたちだけでは国境を越えて他国へ行くとは叶わぬ。しかし、そんな警備も簡単に突破することもできる。それは‥‥‥」
「「「そ、それは??」」」
弥太郎、アウレリア、ディアボロが固唾を飲んで見守る。
「わしとコルネリウスも一緒に国から出るのだ!!!ふっふっふっ!!」
「はっはっはっー!」
これだけ言うとアテラとコルネリウスが大声で笑い出した。
「「「?????ど、どういうことーー???」」」
3人がハモっている。
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