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募集要項

よろしくお願いします!

「衛兵の方!ちょっと教えて欲しいんですがいいです?」


「なんだ?変な格好したやつだなぁ?お前どっからきた?」


「いやいや!怪しいものじゃないですから!ぼくはルビコンって家に行きたいんですが場所分かります?」


「お前かぁ。前から噂になってた新しく入居するやつは! ルビコンならこの道を真っ直ぐ行って広場を右手に曲がった丘の上にあるぞ。まぁよろしくな」


「あ。ども。そんな噂になってるんですか?あと、仲間の募集とかってどこですればいいですかね?」


「まぁあそこに住むやつだからな。あ~。それなら広場の中央に大きな掲示板があるからそこに貼り出すといいぞ。傭兵にでもなるのか?最近は傭兵崩れの浮浪者が増えてるから集めるてやれよ。」


「えっ?ぼくは戦わないですよ。危ないし。いいこと聞きました。ありがとうございます!」


弥太郎はこれだけ町の入り口の門番をしていた衛兵に質問すると教えてもらった我が家へ向かって行った。


「こ、これが我が家ルビコンか。すげー立派じゃん!やるなぁ女神イシュー!中も広いなぁ」


到着してみると王宮で見たのと同じ黒の大理石の大豪邸がそびえ立っていた。中に入ると花こそ飾られていないが、調度品と思われる花瓶や長い食卓などが綺麗に整備され、2階には寝室と思われる部屋が5部屋も揃えられていた。


弥太郎は、あまりの家に圧倒され、広さに孤独感を覚えつつ、早速仲間の募集広告の制作に取りとりかかっていた。


「こんな感じかな。我ながら広告会社にいただけあってうまいな。これであれば傭兵崩れのような怖い人はくるまい。」


広い部屋に弥太郎の声がこだまする中、なんとか仲間募集の貼り紙が完成した。


ー仲間(正社員)募集ー


・募集定員 1名

・給与 応相談(15万~)福利厚生充実

・勤務時間 応相談(週休2日予定)

・内容 秘書業務、経理など


条件:この国の地理、歴史に詳しい方歓迎。

また下記の問題が解けることは必。


問、

目は四、鼻は九、口は三、では耳はなんでしょう?


※住まいもあります

解けた方で興味のある方は、詳しくは東の丘の上、ルビコンの家の住人、救世主 川崎弥太郎まで。

感想待ってます^o^

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