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二話

「ねえ知ってる?となりのクラスの子が急に転校したんだって」

「へー」

次の日。エマは普通に学校に行った。どうやらミシェルの曲を歌っていたことはばれていなかったらしい。友人たちがエマへの態度を変えた様子はない。

「でもおかしいんだって、家族は帰ってきてないって言ってるって。」

「そんなことある?」

「うーん」

いつも通りの会話。いつも通りの生活。

「なんか綺麗な子がすぐいなくなっちゃうよねこの学校。」

「いなくなったのってどのこ?」

「黒髪に青い瞳の…」

「ああ、あの子ね、転校しちゃったんだー」

「それが『神の花嫁』になっちゃったんだって」

神の花嫁。それはこの学園の怪談のひとつだ。

ある日女生徒に招待状が届く。それは神に選ばれた証拠で、それに応えると楽園への扉が開くのだという。

「招待状を貰ったのを見た子がいるって、きれいな子が貰うらしいから」

「あの噂ってほんとなの?」

「分からない、でも今まで何人も…」

今日も平和だ。いつも通り。いつも通り。

「私たちの中で選ばれるとしたらエマだよね」

「えっ?」

「神の花嫁よ、選ばれそう!」

「そうかな…」

そしてその日はいつも通り過ぎていった。

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