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魔王の手帳  作者: Karionette
第四章 召喚
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喚ぶ






「これから召喚をする」




「……」




「薙くんはアカメさんを。剣ちゃんのサポートをしてあげて」




「…龍川。やろうとしていることは、人の身には危険ではないのか。呼ぶには代償がいるのだろう?」




「危ないと思う。でも、剣ちゃんのサポートとか僕には絶対無理だし。これは自分にしかできそうにもないし。原因を見つけて対処するには、時間が足りないしね」




「私にはその行為の神髄が理解できん。危険を冒してまでする意味はあるのか?」




「正直自分でもわかってない。でも、できる気がするし、カガシが選ぶ相手を呼べたら、何とかなると思う」




「・・・・」




「でもその前にアカメさんがつぶされたら終わりだ。だから、薙くんと剣ちゃんに、任せるしかない」




「あの阿呆が妖刀に手を出さなければな」




「あれがあるから、まだアカメさんは存在できるんだと思う」




「どういう意味だ」




「管理者だから。意味とか、やりがいとか、目標とかないと誰も耐えれないでしょ」




「………精神論か。なるほどな」




「あ。あと霊的なものに触れている方がいいらしい。カガシが言って…ん?なに?かわる?ふぁ!??」




「龍川?」




「御堂。王はあの刀があって、あの刀から幾分か力を得てこの世に保てている。目的があるというのも大きいだろう。

しかし、あれは我らの想像を超えた産物だ。御堂家が何人惨殺してきたかが伺えるほどに」




「・・・」




「あのままでは王がもたん。頃合をみて破壊せよと貴様の妹に伝えよ。あれの太刀ならば消滅させれるかもしれん」




「おそらくだが、妹はもとよりそのつもりだ。赤眼と本気で敵対するつもりはないだろう」




「…ならばよいのだが」




「私に指示を出すならば何を言う?蛇神よ」




「何もない。だが、貴様はあの刀に手をだすな。妹もだ。あれは御堂家への怨念の塊。手を出せば身の保障はせんぞ。

そして王の体は人のものよりも脆い可能性がある。忘れるな」




「わかった」




「では行け。リンの命は我が保障する」




「そうか。任せた」


























「赤鬼。結界を張れ。この場を奪え」








カガシ?


凛?


なにヲして


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