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魔王の手帳  作者: Karionette
第二章 殺害
76/219

事故3





「今のところ死人200人超えだったはずが30人程度に抑えれてんだぞ」








アカメさん




あのさ。それはつまり、170人の致命傷を肩代わりしてるってことだよね




もしくはその予定か




そんなの平気なわけがないじゃん




痛くないわけがないじゃん




治るからいいって、もう治し切れてすらないけど、そんなことを手軽にしていいわけがないじゃんか








「アカメさん」




「ん」




「僕の時間使って」






頭に衝撃がはしる。カガシだ




アカメさんも目を丸くして「はぁ!?」と叫んだ






「前に言ってたじゃん!時間を寄越せって!


なんか力になるんでしょ?使えるんでしょ?」




「確かに俺ら側のために時間をかけることで俺らには力が届く。


俺らのために時間を使うってことは、その間死んでるってことだからな。


だから願いの代償に時間を寄越せってことはあるけど


俺にって。お前、悪魔信教かよ!寺育ちのくせに!!」




「悪魔じゃないじゃん、アカメさん」




「悪魔じゃないけど、魔王だっつーの!」




「薙くんが自称魔王って言ってたもん」




「あああああいつなぁ!!!!!!」






時間のことは昔聞いた




ある村の実りを願われて叶えたと


その代わりに何十年も時間をもらったと




その間は楽しむこともできないし考えることもできない


ただただ時間が経つだけ




僕もやったことがある


じっとしていただけだった。そんなに長くもなかったし苦にもならなかった




ただ、なにもしない なにも考えない




そしてその時間は、死者の世界のためのもの




だから、”その間死んでるってこと”なんだろう






「でも力になるならそうする。ダメならアカメさんの傷を僕に分けて」




「は、はぁあああ!???」




「人間の望みをかなえるには代償がいるって。僕の望みはアカメさんの助けになることだ」








何だよ、その自己犠牲の塊な発想は!!


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