65/219
テケテケ3・新
銀髪がきて
上半身だけの子供が見えるようになって
髪の長い女2人が何故かその子供を慰めていて
あたしは説教を受けていた
「とりあえず全員消そうとすんな、この脳筋!!」
解せん
「あたしからすれば、都市伝説も幽霊も妖怪も人間も変わんないんだって。
敵ならぶっ殺すだけ」
敵じゃないもんと泣き声が聞こえる
その方向をぎんと睨むと、おとなしくなった
「……まぁお前の言うこともわかるけどな。
要は害意があるならたとえ何でも敵なんだろ」」
「うん」
あたしほどすべての存在に対して平等なやつもいないよ
「………剣って頭いいか?」
「別に普通」
「御堂兄妹には俺のこと含めて説明が足りてねぇからな。ちょっと話せるか?」
「パフェ食べたい」
「………おう」
ということであたしたちはファミレスに向かった
さーて。この脳筋に教えられっかなぁ




