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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

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僕と彼女の物語

僕が死んだのは、君の為。

作者: 渋音符
掲載日:2020/04/08



 僕が死んだのは、君の為。

 君がどこかで生きてくれるなら、僕はそれでも構わないさ。

 そんな綺麗事を吐いていたけど、本当は違うんだ。

 僕は、君を守ったという安心感の為に。

 君の為に、と嘘をついて。

 死んだんだ。

 僕が死んだのは、君の為。

 だけど、僕が死んだのは、僕の為。

 生きている価値なんて、無かった。

 きっとそうさ。

 僕に生きている価値なんて、これっぽっちもありはしない。

 僕が生きていたって、喜んでくれる人なんて、いない。

 君は違う?

 君は、僕が生きていても何も言わない?

 けど、さ。

 知ってるんだよ。

 君が、なんて言われているか。

 変わり者とつるむ、うざい女。

 本当はそんなこと、彼女達も言いたくは無いんだろう。

 君が。

 君が、僕みたいなクソ野郎とつるんでいるから、そんなことを言うんだろう。

 だから、いいんだ。

 僕は死ぬよ。君の為に。

 そして何より、僕の為に。

 生きていたくないんだ。

 君の重荷になってしまうなら。

 君の枷になってしまうなら。

 君の鎖になってしまうなら。

 僕は、そんなのより、死んでしまった方がましなんだ。

 だから、君も、僕のことを忘れてくれ。

 君が僕のことを覚えていたら、僕は、天国に行けないじゃないか。

 じゃあね、愛しい、愛しい、大事な君。

 僕が死んだのは、君の為。

 僕が死んだのは、僕の為。

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― 新着の感想 ―
[一言] こんな重度のメンヘラと一回付き合ってみたい笑
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