表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

大阪城散策 の巻

俺たちは、衣服変更装置を使って私服に着替えた。そして、大阪城へと向かう。



「おーい!ここにたこ焼きがあるよぉ!食べよーよ!」


「確かに、お腹すきましたね....」


「天峰うるさい。もう、早く幹部に会いたかったのに...」


「よーし!大阪城に行く前に、たこ焼き食べるぞ!」


「いぇーい!」



天峰さんの口元には、既にヨダレが垂れていた。目の前に焼かれるたこ焼きを目の前に俺のお腹は、唸っていた。俺は思わず一言「美味そうっ....」と口ずさんでしまった。




___数分後


たこ焼きを食べ終えた俺たちは、早速大阪城に向かう。春は、大阪城公園の中にある桜が綺麗に咲いていて、花見をしながら大阪城の中心へと向かうことが出来るのだ。

俺たちは、桜を見ながら歩き始めた。



「天峰さん。人が多いので、気をつけてください。」



俺は、天峰さんの手を取り声をかけた。天峰さんが顔を赤くしているのに、この俺が気づくはずもなく、そのまま歩き始めた。



「桜、綺麗ね。」


「そうだなー。大阪城は始めてきたが、桜も城もデカくていいぜー!」


「桜だ!写真とろーっ!」



本当に先輩なんだよなぁ。この人達。

そんな事を思っていたら、前の人にぶつかってしまった。「すっ、すみません!」と咄嗟に顔を見て謝ると、そこにはみおぼえのあるかおがあった。



「えっ??」


「桜木さんだぁー!」


「天峰っ。し!しっだ!」



何故か桜の前で立っていた桜木幹部は 焦ったように口に人差し指を置いて、天峰さんを止めた。多分、橋上さんにバレたら、えらいことになるからだろう。話を聞くと、大阪城の麓にある桜は毎年のように見ているらしく、俺らの監視がてら、見に来ていたらしい。まぁ、多分桜が大メインだろうけど。



「てことで、俺は先に行くから。橋上には内緒にしろよ。」


「え?あっ、橋上さっ....んぐっ!」


「だめ!桜木さんが嫌がってるでしょ?」


「ふっ、天峰に守られてしまったな。」


「もう!いい所だったのに!」



天峰さんも、桜木幹部が大好きだ。きっとお世話係だったことと、桜木さんがお兄さん的存在だからだと思う。俺も、好きだ。桜木幹部。



俺たちは、大阪城公園の中を一通り散策し、大阪城の中を見て回った。桜が綺麗で、大阪城もすごく大きかった。俺が撮った今日最高の1枚。大阪城と桜 。記念に持って帰ろう。

俺には、大事な妹がいます。よし、妹にでも送ろう。元気でやってると証拠として。


俺たちは、大阪を満喫して、戻った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ