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4人の任務 能力発揮

俺は、3つの目を持つ男に能力を発動すると、瞬間に後ろから拘束の紐を括り付けた。そして、紐でぐるぐる巻きになった男を蹴り飛ばしては、屋根の上に戻り、天峰さんに合図を送る。



「あとはお願いします!」


「了解。行くぞ!!」



天峰さんの声は、無線を通して響いていた。その瞬間、俺以外の3人が一斉に飛び出して言った。

天峰さんは、バネを蹴り飛ばして熊手の能力で爪を立てる。最後は、少し傷をつけて血を流す。



「死にたくなければ、大人しくしな。」



バネの男は、ひどく怯え「すみません。」と言って静かに紐に抱かれた。



「はっ、はっ、はっー!」



若白さんは、飛び出したと同時にプライバシーの男に手裏剣を投げつけ動きを封じる。体を丸め、地面に着地すると、男に紐を投げつける。

橋上さんは、二丁の銃を構え乱射 周りの無能力の男らがふらふらと倒れていく。見る限り能力は「睡魔」というところか.....。

10人程居た モブ男達も紐に巻かれて終了。


20分もかからず任務は終了した。



____ ジジッ ... あー、あー、聞こえるか?



「ふぁ!桜木幹部!!」



無線で話しかけてきたのは、桜木さん。橋上さんが異常に反応している。まぁ、そりゃそうだよね。桜木さんファンクラブ(仮)リーダーなんだから....。

俺は、桜木さんの声に「はい、聞こえます。」と反応した。



___ まずは、任務ご苦労。 ご褒美に大阪を満喫してきてもいいぞ?



「本当ですかぁ!??」


「ちょ、天峰さん急に戻らないでくださいよ...」


「ほや?」


「大阪っ!大阪城を見に行くぜっ!」


「いやっ、私は、桜木幹部の元へ戻りたいデスっ!」



____ おうおう。満喫してこい!もちろん、橋上もな。



どんまい。橋上さん.....。急に戻った天峰さんを見ながら、あれはなんだったんだ...? と思いながら呆気にとられていたら、若白さんに「お主、お暇じゃろ?俺と大阪城に行くなり!」なんて、忍者みたいな口調で押し通してきた。俺は、「いっ、いやっ..」と言いかけたが、まぁ、正直なところ暇だし、全員で大阪城に行くことにした。



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