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ユウヤが敵を追撃するとこうなる



 猛烈なオイルの臭いを孕んだ空気が、彼にとっては日常的な空気であった。


 というより、あまり最近は綺麗な空気を吸っていないというべきだろう。昔はこの王都の真っ只中でも空気は綺麗だったというが、今の王都の空気ははっきり言うと非常に汚い。露店が並ぶ大通りは常に工場が発する排煙の臭いに包まれているし、工場が密集している地域の水路の水は濁っているのが当たり前だ。昼間に空を見上げてみると、広がっている筈の蒼空は若干黒くくすんでしまっている。


 産業革命が始まってから科学が急激に発展し、馬車が廃れ、魔力で動く自動車やバイクが車道を支配するようになってからはこれが当たり前の光景だった。工業が発展すればするほど環境が汚れていく。そしてそれから生まれた富を独占する資本家と貴族が、この王都の裏で暗躍する。


 だから彼は、この街が嫌いだった。


 大人たちはすぐに街の裏へと隠れ、姿を現さずに人々を利用する。表に取り残されるのは何も知らない労働者と子供たちばかり。それをまだ幼かった頃に悟ってしまってからは、ユウヤは束縛されることを嫌うようになった。


 両親や家庭教師たちの過保護さに嫌気がさしたというのも理由の1つだが、一番大きな理由は大人たちのどす黒い欲望を知ってしまったことだろう。自分たちは好き勝手に搾取し、都合が悪くなれば法律を盾にして裏側へと逃げる。そして何食わぬ顔で搾取を続ける。そんな輩が支配するような世界ならば、いっそのこと壊してしまった方がいいのではないかと思ったことは決して少なくはない。


 だから彼は親の元を離れ、ギャングとなった。まだ名前すらなかったごろつきたちの仲間に入って格上のギャングを壊滅させ、徐々に戦力を増やしてワイルドバンチ・ファミリーを結成した彼は、今では『スカーフェイス』と呼ばれて恐れられるほどのギャングとなっていたのである。


 しかし『スカーフェイス』と呼ばれて恐れられるのも、彼にとっては〝顔”の1つでしかない。


「…………こんなもんか」


 紺色のツナギの袖で額の汗を拭い去った彼は、目の前で眠る金属の猛獣を見下ろしながらつぶやいた。


 彼の父であるタクヤ・ハヤカワと母のラウラ・ハヤカワがまだ幼かった頃に始まった産業革命によって、長距離への移動手段の主役は鉄道となり、大都市からはあらゆる方角へと線路が伸びることになった。魔力を急激に増幅させて巨大な機械を動かす『フィオナ機関』を搭載した機関車が、馬車よりも多くの人々を運ぶことができる大きな客車を牽引して疾走するのが当たり前の光景となったのである。しかし、だからと言ってそれ以外の移動手段がすべて廃れてしまったわけではない。


 産業革命が進んでも、しばらくは馬車も現役であった。それに鉄道の線路の工事ができないような地域や発展途上国では、むしろ馬車の方が主役だったのである。


 しかしその馬車も、今では発展途上国でしかお目にかかれない代物と化してしまった。


 フィオナ機関を開発したある天才技術者が―――――――魔力で動く車やバイクを開発してしまったのである。


 ユウヤの目の前で眠る1台のバイクも、その魔力で動くバイクのうちの1台であった。今では世界の工場と呼ばれるようになったこのオルトバルカ王国を支える、あらゆる工業の中枢ともいえる『モリガン・カンパニー』で製造されたもので、改良された小型フィオナ機関を搭載されている。


 フィオナ機関はガソリンや石炭のような燃料を必要とせず、使用する者の魔力を注入することで稼働する。内部に入り込んだ魔力を加圧させつつ増幅させ、それをそのまま原動力とするため、使用する者の魔力が枯渇しない限りは稼働し続けるという優れものだ。


 幼少の頃からフィオナ機関を組み立てている工場へも遊びに行っていたユウヤにとっては、ちょっとした玩具のようなものだった。部品を固定するボルトを外し、カバーの中にある魔力伝達用の配線や変圧器のメンテナンスをするのは彼の日課なのである。


(そろそろ一息つくか)


 オイルで真っ黒になってしまったタオルを近くの工具箱の上へと放り投げ、作業台の上のカップを拾い上げる。猛烈なオイルの臭いに包まれた毎日だが、こうしてアイスコーヒーの入ったティーカップを拾い上げればしつこいオイルの臭いからもほんの少しだけ解放されるのだ。


 カップに口を付けようとしたその時だった。


「ボス、大変だ!」


「ティモシーか。どうした?」


 スラムにある隠れ家へと、薄汚れた服に身を包んだエルフの少年が駆け込んできたのである。ドアを開ける前にはノックを必ずするような上品な仲間ではないことは知っているが、できるならば休んでいる間くらいはもう少し静かに入ってきてほしいものである。


 そう言っても次回からはそれを守ってくれるような仲間でもないことも知っているユウヤは、膨れ上がりかけていた小言をすぐに握り潰した。あれだけ慌てて隠れ家へとやってきたのだから、ろくでもない知らせを持ってきたのだろう。バイクのメンテナンスを終えた後のアイスコーヒーはお預けになるだろうと予測した彼は、ため息をついてからティーカップを作業台の上へと戻す。


「奴隷の取引を襲撃しに行ったウィリアムたちが失敗しちまった! 今、市街地を車で逃げ回ってる!」


「よし、分かった。俺が何とかする」


 ユウヤが率いるワイルドバンチ・ファミリーは、今ではこの王都ラガヴァンビウスを支配する巨大なギャングである。少数で襲撃したとはいえ、ここで敗北すれば最強のギャングと呼ばれているワイルドバンチ・ファミリーの名前に泥を塗る羽目になる。ボスとして、ユウヤはそれを防がなければならない。


 ツナギを身に着けたまま、近くの工具箱の中から一番サイズの大きなパイプレンチを取り出す。それから作業台の上に置いておいたお気に入りの得物の1つをホルスターごと拾い上げて腰に下げた彼は、メンテナンスを終えたばかりのバイクに跨ると、ハンドルから魔力を注入してフィオナ機関を作動させた。


 銀色に塗装されたエンジン部分が鳴動を始め、後輪の両サイドへと伸びる長いマフラーの先端部が震えながら魔力の残滓を排出し始める。このバイクにはそれなりに長く乗っているため、この車体の揺れ具合で魔力がしっかりと伝達されているかは一目瞭然なのである。


「ボス、応援は!?」


「いらねえ! それよりお前も来い、ティモシー!」


 隠れ家のシャッターを開けていたティモシーに向かって叫んだユウヤは、工場の排煙の臭いがする空気を吸い込んでから息を吐いた。


 応援は不要だ。


 彼以外のメンバーが弱いからではない。確かにワイルドバンチ・ファミリーを構成するギャングたちの中には失業者もいるし、スラムや路地裏をさまようごろつきだったメンバーもいる。けれども彼らはこのギャングの一員となった時点で、もはや普通のギャングではない。


 身体を少し前へとずらしてティモシーを後ろへと乗せたユウヤは、濁った空気の中へとバイクと共に躍り出した。
















 市街地の車道を車が爆走していく光景は、この王都の住民にとってはよく見る光景である。速度制限を無視して走る車を追うのは、憲兵隊の車か他のギャングの車。まだ前者の方が逃げる側の人物から見れば優しい相手だろう。憲兵隊の目的は街の治安維持であるため、相手の命を奪うことはほとんどないのだから。


 しかし、敵対するギャングに追いつかれればどうなるかは想像に難くない。その場で殺されるのもまだ優しい方だ。そのままアジトまで連れ去られて拷問された挙句、敵対するギャングとの交渉のカードに利用されるか、惨殺されるのが当たり前なのである。


 だからこそ、逃げる者たちは常に全速力だ。そのための〝足”となる車も、速度を上げるために様々なチューニングが施されている。


 王都の真ん中を通る巨大な車道の真っ只中を疾走していく1台のクーペも、逃走劇の真っ最中だった。運転席に座る若い運転手は両腕からひっきりなしに魔力を放出してフィオナ機関へと魔力を伝達させ、少しでも車の速度を上げようと躍起になっている。そして助手席に座る仲間はちらちらと後ろを確認し、追っ手のバイクの数や自分たちとの距離を確認しつつ、懐から取り出したクロスボウを放つタイミングを計っている最中だった。


「ウィリアム、もっと速度は出ねえのか!?」


 追っ手をなかなか引き離せない状況が長く続いたせいで焦った助手席の青年が、冷や汗を浮かべながら必死にハンドルを操作して前の車を躱していく運転手に怒鳴りつけた。


 フィオナ機関は特別な燃料を必要としない画期的な動力機関だが、それの動力源となる人間の魔力には当然ながら限りがある。魔力が減少していくにつれて疲労にも似た感覚が身体を包み込み、そのまま無理を続ければ意識喪失や死亡に繋がってしまうのである。


 出力を上げたければ、大量の魔力を放出しなければならない。しかしそうすれば、肝心な運転手の〝燃料切れ”が早まってしまう。


 すでに運転手を務めるウィリアムは、追っ手と1時間以上も鬼ごっこを続けている。すでに彼の体内の魔力は4分の1を下回り始めており、助手席に座る仲間も、時間が経つにつれてウィリアムの呼吸が荒くなっていくことに気付いていた。


 しかし、ここで止まってしまえば追っ手に身柄を拘束され、拷問を受ける羽目になる。彼らを後ろから追ってくるバイクの塗装はバラバラで、憲兵隊のバイクでないことは明らかだ。しかもヘルメットを身につけずに乗っている男たちの中には、見覚えのあるギャングのメンバーもいる。


「ああ、くそ」


「おい、どうした!?」


「も、もう……魔力が……………」


「くそ……………!」


 1時間以上も体内の魔力を消費しながら逃走劇を続けていたのだから、無理もない。むしろここまでウィリアムを追い詰められるほどの魔力を持っている相手の魔力の量も桁外れである。


 このような逃走劇が始まった場合、勝敗を決するのは魔力の量と持久力だ。ちょっとした我慢比べなのである。


 ウィリアムの魔力が枯渇を始めたのか、クーペの速度が段々と落ちていくのが分かった。後ろを見てみると、追っ手のバイクがどんどん距離を詰めてくるのが見える。


 そろそろクロスボウをお見舞いするべきだろうかと思いつつ、助手席に座っていた青年が身を乗り出してクロスボウを構え、アイアンサイトで照準を合わせようとしたその時だった。


 追撃してくるバイクの後方から、見覚えのある塗装のバイクが姿を現したのである。


 深紅と漆黒の迷彩模様で塗装された、モリガン・カンパニー製のバイクである。やたらと大きな円形のライトのついたそのバイクはかなりカスタマイズされており、原型となったバイクと比べるとエンジン部とマフラーの部分がやたらと大型化されているのが分かる。しかしエンジンを大型化するということは搭載するフィオナ機関も大型化するという事であり、それは消費する魔力の増大を意味していた。


 燃費を無視して速度のみを追求した、短期決戦用のバイクのようにも思える。しかしそれを運転する男が桁外れの魔力を持っているのならば、話は別だ。


 どんどん追いついてくる迷彩模様のバイク。そのバイクに跨っているのは―――――――ヘルメットをかぶったエルフの少年と、ツナギ姿のままヘルメットすらかぶらずにバイクを爆走させる、赤毛の少年だった。


「ボス!」


「はぁ……………?」


「喜べ、ウィリアム! ボスがきた!」


 あんなにカスタムされたバイクを爆走させられる赤毛の男は、彼らのボスしかいない。


 異世界の武器や兵器を自由に生産できる特殊な能力を父親から受け継ぎ、更に魔物の遺伝子を体内に持つ特殊な種族の1人として生まれた彼は、おそらくこの大国の中で最も獰猛な――――――――暴君だ。


 


















「ボス、手伝えることある!?」


「じゃあしばらく後ろに乗ってろ!」


「なんで俺まで連れてきたの!?」


「2人乗りのほうがカッコいいだろ!?」


 愛用のバイクに一気に魔力を供給しながら、目の前を走っていたトラックを追い越す。そしてその前を走るオープンカーも追い越しつつ、ユウヤは隠れ家から持ってきた得物を、ホルスターの中から引き抜こうとしていた。


 彼の腰のホルスターの中から姿を現したのは、明らかにこの世界で普及しているクロスボウとは形状が全く違う。木製のグリップから先へと伸びるのは、漆黒のシリンダーと大型の撃鉄ハンマー。そしてシリンダーの中から飛び出す代物を送り出す長い銃身。その上に搭載されているのは、大型化された円形の照準器。


 ユウヤが取り出した得物は、かつてアメリカの西部開拓の時代に活躍し、ガンマンや保安官たちではなく、アメリカ軍の兵士たちにも愛用された実績を持つ、『コルト・シングルアクションアーミー』と呼ばれるリボルバーであった。


 1発発射する毎に手動で撃鉄ハンマーを元に戻さなければならないシングルアクション式と呼ばれるリボルバーであるため、一般的なハンドガンと比べると連射速度では大きく劣ってしまう上、再装填リロードも手間がかかってしまうという欠点を持つが、あらゆるリボルバーの中でも特に構造が単純である上に頑丈であり、さらに使用する弾薬も強力であるという利点がある。


 彼が使用しているのは、その中でも比較的銃身が長い『キャバルリー』と呼ばれるモデルである。照準を合わせやすいように、照準器を通常の物からやや大きめのピープサイトに変更した以外はカスタマイズはしていない。


「ボス、街中だぞ!?」


「大丈夫だ、巻き込むような撃ち方はしない」


 左手でハンドルを握ったまま、大型のピープサイトを装着したリボルバーを追っ手のバイクへと向ける。仲間たちの乗るクーペを追う彼らは背後からユウヤの乗るバイクが迫っているという事に気付いていないのか、魔力の枯渇のせいで徐々に速度が落ちていくクーペに追いつくことに躍起になっている。


 喰らい付くには、そういう獲物が丁度いい。


 こちらが敵だと認識していて反撃するような獲物は楽しめるが、仕留めるまでの過程が長くなってしまう。そういう戦い方をするのは、戦いを楽しむ時だけにする必要がある。仲間を巻き込まないような個人的な戦いの時は徹底的に楽しむが、仲間が危険に晒されている時は徹底的に合理的になる。


 荒々しい面と冷静な面を併せ持ち、なおかつ仲間のことも決して見捨てない。そのような性格だからこそギャングのメンバーたちをまとめ上げ、更に厚い信頼を維持していられる。


 きっとそれは、彼の父であるタクヤと、かつてモリガン・カンパニーの頂点に立った祖父のリキヤ・ハヤカワの影響だろう。祖父と父が巨大な組織のトップであったからこそ、仲間をまとめる才能が生まれつき備わっていたのかもしれない。


 そして彼が受け継いだのは、祖父と父も持ち合わせていたあらゆる才能だ。


 一瞬だけ目を瞑り、それと同時に息を吐く。照準器の向こうに見えるのはクーペに追いすがる2台のバイク。運転している男たちは未だにユウヤに気付かない。


 まるで戦闘機が敵機の後ろに回り込むかのように、ユウヤは距離を維持しつつバイクの後方へと回り込んだ。そして照準をバイクの後輪へと合わせ――――――――トリガーを引いた。


 撃鉄ハンマーが凄まじい勢いでシリンダーの後端へと潜り込み、中に納まっていた弾丸を殴打して叩き起こす。内部の炸薬が爆発し、薬莢の中から追い出された弾丸が銃身の中へと迷い込む。炸薬の猛烈な運動エネルギーを押し付けられた弾丸は一方通行の銃身の中を一瞬で突き抜けると、回転しながら銃口から飛び出していった。


 クーペを追い詰めるほどの速度で走行しているバイクに一瞬で追いついた小さな弾丸は、後輪に食い込んだ瞬間に獰猛な破壊力を解き放った。タイヤの表面をあっさりと食い破って内部の空気を逃がし、タイヤを一瞬でパンクさせてしまう。


 後方から轟いた銃声とバイクの後輪の異変に気付いたギャングの男たちが後ろを振り向いたころには、もう既にユウヤのバイクが追いついていた。そして彼が隠れ家から持ってきたパイプレンチを勝手に取り出していたティモシーが、ふらつきながら逃げようとするバイクの運転手と後ろに乗っていた男に向け――――――パイプレンチを、思い切り振り下ろす。


 人間の頭が鈍器で強打される音。今まで何度も聞いた音を改めて聞きながら、ユウヤは「何もしなくていいって言ったじゃん」と呆れながらつぶやいた。


「ボス、左!」


「分かってるって」


 まだ1台残っている。


 すでにユウヤの襲来に気付いたらしく、慌ててハンドルを左手と倒して路地裏へと逃げ込もうとする敵のバイク。しかし先ほど弾丸が一瞬でバイクの後輪を食い破ったように、弾丸からバイクが逃れることはできないのだ。


 幸い、敵が逃げ込んだのは通行人のいない狭い路地裏。民間人を巻き込む心配もない上に、逃げ場もない。相手は直進するだけだ。


(バカだな)


 逃げるならば、もう少し左右への逃げ道のある路地を選ぶべきだ。彼らは土壇場で判断を誤ったのである。


 表情を変えないまま、ユウヤは左手に持ち替えたシングルアクションアーミーを構え、トリガーを引いた。


 今度の照準は後輪ではなく、後ろに乗っている男の背中。そして彼の照準通りに命中すればその弾丸は貫通し、ついでに運転手も始末してくれる筈である。


 2発目の弾丸が銃身から飛び出し――――――――後ろに乗っていた男の背中を貫いた弾丸は、ユウヤが思った通りの結果を実現させたのだった。





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