表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
何故俺がモテるかわ誰も知らない  作者: Raム
一章 夢戻り
2/7

1話 何故彼女が来たのかは俺は分からない。

はぁー2時間目が終わりあと1時間で昼休みになる。

スマホを開きハッカ○ールでアニメの画像収集に取り掛かる。スマホの画像ホルダーはアニメ画像とゲームのスクショで埋まっているほどだ。所謂オタクである。

休み時間は10分しかないため急いで取り掛かる。取り敢えずウォッチを見て一気にスクロールしていく。見つけたら即保存し次はツ○ッターを開き画像収集。終わり次第仮眠をとる体制に入り気がつくけば授業という流れである。

「はぁー、国語か。寝よ。」

どーせ、自己紹介だし。あのクソ無駄な自己紹介。うぜ奴なんか「みんなのこと知りたいのでみんなに自己紹介してもらいます。」みたいな事を言う奴もいる。てかもう1時間目にしたし。担任にもしたし。まじやめろっつの


「うっあー」

完全意識失ってたな。よく寝たー。

前を見るとまだ教師が喋っている。時計の針は12時3分。やっべ。3Dボス来てんじゃん。俺クラスのゲーマーになると授業だろうが何だろうが関係ない。取り敢えず隠れてゲームを立ち上げそしてやる。

「よいしょ。」

パーティを選択して募集掲示板に行く。

「地雷に当たりませんように」

最高難易度を選択して集まるまで待つ。

「これなら行けるだろう。」

そう呟きOKを押す。

クエストが終盤に差し掛かったところで授業の終わりを告げるチャイムがなる。

「ふー、これで終わりかな?」

攻撃カードをだしクエストが終了する。大きくWinと表示され俺は大きく体を伸ばす。

「何やってんの??」

「いや携帯触ってるだけですけど。」

誰だこの女子。

「いやーそれぐらいわかるよう。12時ぐらいから隠れてやってもんね。」

じゃー聞く必要ないし。まじ誰だよ。こいつ。

「…」

「あー、嫌そうな顔しないでようぅ。」

「何スカ?」

まじ鬱陶しいな。

「いやー一緒にお昼どうかー」

「御断りします。自分ものすごく忙しんで。」

俺の鉄則。1、甘い話に乗っからない。2、甘い話を持ち込ませない。3、勘違いしない。この場合1と3の可能性が高いので注意。

「えぇーいいじゃん。それに最後まで言ってないよぅー。邪魔しないからほら机くっ付けるだけで良いからさ。」

ぐいぐいと腕を振らされている。もうそれ迷惑なんすけど。

それにさっきから周りからの殺気パナいんだけど。周り見てないけど感じる。こ、これはニュータイプの素質が。

「はぁー」

俺は初めて彼女に目を合わせた。正直に言おう可愛かった。普通に。地毛であろう金髪をポニーテールにしていてスカートは適度に短く化粧気のない綺麗な顔。そこら辺の可愛子ぶったモブ女子とは別次元だった。そりゃー男子からの殺気もビンビンだわ。机くっ付けられたらそれこそ目立ちまくる。何故彼女が俺に関わろうとしたのかは俺は知らない。だから俺は

「そういえば、英語の春休み課題出すの忘れてたから出してくるわ。ごめん。」

そう雑な返事でこの場を切り抜けた。



金髪ポニテとか考えるだけで最高だわ。もうパナい。授業中のゲームはダメですよ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ