空は…
空…
そう、空…
空は青くて
遠い彼方の世界
とても澄みきって
偉大な空間
私には届かない
そう…
手を伸ばしても
足を蹴っても
私は力を借りなければ
近くには行けないもの
空は
どこかかしら
目に入る
ごく当たり前なこと
そんな当たり前なほど
意識して見ると…
とても大きくて
感心します
だけど…
どこか寂しさを
感じる
偉大
大きい
遠くにある
というだけで…
寂しく
独りきりに
その地位を居座り
私達を見下ろしている
と思うだけで
そう感じずには
いられない…