第十一章68 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第8試合】28/異能ガンアクション勝負
【師弟チーム】対【呪いチーム】の戦いはまだまだまだ続いている。
今度の勝負は、【異能ガンアクション勝負】対決である。
これは、前述した、【回数制限異能当て勝負】に近いタイプの勝負である。
これは、どんな力であろうと1回は1回と考えて、それを【弾】に込めて、相手に当てると言う【ガンマン対決】である。
例えば、【回数制限異能当て勝負】の例でも書いた、
【炎の魔法】を320発、
【炎の大魔法】を32発、
【炎の極大魔法】を3発、
【氷の魔法】を320発、
【氷の大魔法】を32発、
【氷の極大魔法】を3発、
【雷の魔法】を320発、
【雷の大魔法】を32発、
【雷の極大魔法】を3発、
【土の魔法】を320発、
【土の大魔法】を32発、
【土の極大魔法】を3発、
【風の魔法】を320発、
【風の大魔法】を32発、
【風の極大魔法】を3発、
【水の魔法】を3200発、
と言う特徴を持っていたとする。
ただし、これは、全て足した数が使えると言う訳では無く、
【炎の魔法】だったら320発、
【炎の大魔法】だったら32発、
【炎の極大魔法】だったら3発、
放つ事が出来るというものである。
この考え方だと【水の魔法】を選択すれば、3200発撃てると言う考え方である。
とにかく、【異能】そのものを【弾丸】に変換し、それを相手に当てると言う事だけに焦点を当てた勝負となるのである。
また、どんな【異能】であってもこの勝負では【無効】となる。
あくまでも弾数に変換されるだけであって、
【炎の魔法】の弾丸だから【炎】を纏ったり、
【風の魔法】の弾丸だから【風】を起こしたり、
することは出来ない。
あくまでも【魔力】そのものを【弾数】に変換したと言う勝負である。